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【概算予想】モンゴルで発生した草原火災の賠償金はいくら?

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10月8日~16日にかけて約8日間燃え続けたモンゴルの草原火災は、46万8965.7ヘクタール(4689.657㎢) の自然保護区を焼失させました。この焼失面積はヌムルグ自然保護区の約8割に相当します。草原火災の原因は、KDDIの子会社でモンゴル最大手の携帯電話会社「Mobicom(モビコム)」の代表者や職員が乗っていた車両からの出火だったとされています。現在、被害調査作業部会による被害額の算定が行われている最中ですが、本記事では、現時点で賠償金はいくら程度になるのか? その概算を予想しました!

【概算予想】モンゴルで発生した草原火災の賠償金はいくら?

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【概算予想】モンゴルの自然保護区で発生した草原火災の賠償金はいくら?

モンゴルの法律第49条で、「モンゴルの天然資源に損害を与えた市民、企業、団体は、賠償金を支払わねばならない」とされおり、その被害総額は、現在、被害調査作業部会が設置され調査されます。被害調査作業部会によって算出された生態経済評価(損害額) に、ペナルティーとして数倍掛けられた金額が賠償金額となります。(※モンゴルの法律「第49条 環境への損害に対する賠償」参照)

損害の対象となるのは「森林」「動物」「植物」「水資源」「土地」「下層土」「土壌」といった天然資源で、今回のヌムルグ自然保護区の火災は、延焼面積が46万8965.7ヘクタール(4689.657㎢) 、保護区の約8割と大規模だったことから、全ての天然資源に損害が出ていると考えられます。

生態経済評価(損害額) と賠償金の算出は、被害調査作業部会の設置から30日以内に行われなければならないとされていますが、今回の草原火災の生態経済評価(損害額) の算出にはかなり時間がかかると言われています。

モンゴルの草原火災の賠償金がいくらになるのか?

一般の日本人の感覚では、賠償金がいくらになるのか? 全く想像もつきません。しかし、現地メディア「Shuud」の報道によると、政府の記者会見で、モンゴルの法務・内務省の大臣のアルタンゲレル氏は、損害賠償額が「数兆規模になる」と言及しました。

このアルタンゲレル大臣が語った「数兆規模」の通貨単位は、モンゴルの通貨、モンゴル・トゥグルグ(MNT)だと考えられます。「数兆規模」という言葉のニュアンスから、1兆MNT~10兆MNTの範囲に収まるであろうと予想されます。

であるなら、
モンゴルの草原火災の
損害賠償額の概算(日本円)は
最も少なく見積もって

約435億7500万円程度、
最大では約4357億5000万円程度

請求される可能性がある

と言えます。

(※1MNT=約0.04358円で換算)

約435億7500万円~約4357億5000万円では相当な幅がありますが、それでも具体的な数字が出て来たことで、賠償金の金額をイメージすることができます。最大金額の約4357億5000万円は、総工費1569億円のMUFGスタジアム(新国立競技場)の約2.8個分に相当します。

MUFGスタジアム(新国立競技場)

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これほどの額の賠償金ともなれば、年商2億5480万ドル(日本円で約400億円) と言われる「Mobicom(モビコム)」に負担できるのか? が注目されており、「Mobicom(モビコム)」の親会社の「KDDI」にまで負担が及ぶ可能性が指摘されています。

KDDIは草原火災の原因について何を語った?

10月23日にKDDIが発表した声明によると、モンゴルのヌムルグ自然保護区訪問時、「Mobicom(モビコム)」の車両はモンゴルの国境港湾局の車両に誘導される形で走行していたとしています。ただし、声明では責任の所在には触れられておらず、車両下部から発煙した具体的な原因や延焼が拡大した要因は、関係当局が調査中とされています。

「Mobicom(モビコム)」の代表者と職員は、モンゴルの国境港湾局の要請に基づき、「モビコムが整備した通信ネットワークの開通式典への出席」と「現地に設置した4G通信ネットワークの通信品質などの現地確認」のために、ヌムルグ自然保護区を訪問したと主張しており、その際、ヌムルグ自然保護区内の移動を管理・監督していたのは国境港湾局で、「Mobicom(モビコム)」の車両2台の前後に国境港湾局の車両3台が車列の先頭および最後尾を走行する体制がとられていたと説明しています。

しかし、この件についてアルタンゲレル大臣は何も触れていない事や、「Mobicom(モビコム)」の代表者らはヌムルグ自然保護区に釣りをする計画だったという現地の報道(※事実関係は未確定)もあることから、今後、草原火災の賠償責任の支払いの割合を巡って騒動が起こる可能性があります。なお、KDDIは声明で、モビコムの社員がその他の法令違反行為を行っていないことを確認しているとしています。

※KDDIの株価は、10月23日のモンゴル草原火災の報道以降、10月24日現在、大きく下がっています。

まとめ

モンゴルで草原火災が起き、ヌムルグ自然保護区の約8割にあたる46万8965.7ヘクタール(4689.657㎢) が焼失してしまったことを受けて、その賠償金がどの程度になるのか? その概算を解説しました。

草原火災が完全消火に至ったのが10月16日なので被害調査作業部会が賠償金額を確定させるのは11月中旬頃になると思われます。今回の件を日本に例えるなら、外国人の車両から出た火で京都の歴史あるお寺が焼失してしまった……という事に置き換えられるかもしれません。そう考えるとモンゴルの国民感情も相当荒れることも考えられます。

草原火災の賠償金額がいくらになるのか? また、どのようにこの問題がおさまるのか? モンゴル出身の元力士、朝青龍や白鵬がコメントを出すのか? などに注目です!

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