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【経歴詐称疑惑】片桐もとゆき伊東市議「元パイロット」は間違い

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田久保真紀元伊東市長の学歴詐称を巡る問題をきっかけに混迷した伊東市議会選挙で、唯一田久保支持派として当選した片桐もとゆき伊東市議に、今度は経歴詐称の疑いが浮上しています。片桐もとゆき伊東市議は過去に航空自衛隊に所属していた経歴を持ちますが、正式なパイロットの資格を取得していないにもかかわらず、自身がパイロットであったかのような記述が、公式後援会のサイトに掲載されていたことが問題となっています。片桐もとゆき伊東市議は11月4日、自身のSNS「X」で釈明のコメントを公開しました。本記事ではこの片桐もとゆき伊東市議の経歴詐称疑惑の経緯と背景について掘り下げ、航空自衛隊でパイロット資格を得るまでの実際の過程を交えながら、わかりやすく解説します。

【経歴詐称疑惑】片桐もとゆき伊東市議「元パイロット」は間違い
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目次

【経歴詐称疑惑】後援会サイトに片桐もとゆき伊東市議が元空自のパイロットであると誤認する表記

田久保真紀元伊東市長は、自身の学歴詐称が問題視され市長失職に追い込まれました。偽の卒業証書まで作成し、伊東市議らを騙そうとしていた事から全国的に注目されるニュースとなりました。伊東市議会は田久保市長に対し不信任決議を可決しましたが、田久保市長は辞職せずに議会解散を選択。その経緯で行われた伊東市議会選挙で唯一田久保市長支持派の片桐もとゆき氏が当選。しかし、この片桐もとゆき伊東市議にも経歴詐称疑惑が浮上。まさに「伊東市はどうなってんの?」と開いた口がふさがらない事態となっています。

片桐もとゆき伊東市議の公式後援会サイトにおいて、以下のような略歴が掲載されています。

高校卒業後、航空自衛隊入隊。
F-15航空機整備員、パイロット(総飛行時間230時間)
防空システム管理者に従事

問題視されている片桐もとゆき伊東市議の略歴
問題視されている片桐もとゆき伊東市議の略歴
画像出典:「片桐もとゆき後援会 公式サイト」より

この経歴を読んだ伊東市民は、
片桐もとゆきと言う人物に
どのような印象を持ったのか?

航空自衛隊出身という経歴は、「規律を重んじ、誠実で責任感が強い」という印象を多くの人に与えます。さらにF-15航空機整備員、防空システム管理者に従事と書かれていることから、高度な技術職を経験してきた人「頭脳派・理系的で堅実な人物」という印象を持つことでしょう。さらに「パイロット」という記載が、「F-15航空機整備員」と並列していることからまるで「F-15戦闘機」に230時間乗っていたパイロットであるかのような印象を受けます。そして「パイロット」という肩書からは、「エリート」「努力家」「夢を叶えた人」という印象を、多くの伊東市民が抱いたと考えられます。

この人、凄い!
立派だな~って
思う人が
ほとんどだと思う。

しかし実際は
片桐もとゆき伊東市議はパイロットの資格を
持っていませんでした。

田久保支持派が
今度は経歴詐称やんか!!

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2025年の伊東市議会議員選挙の選挙公報に上記のパイロットの経歴は記載されていませんが、公式後援会のホームページに、上記のように11月11日14時現在も掲載されていることはさすがに問題が無いとしてスルーするのは難しいと思います。

片桐もとゆき伊東市議は自身がパイロットではない事を「X」で公表

11月4日に片桐もとゆき伊東市議は上記のように自身のSNS「X」でウィングマークを取得していないコースアウトという表現を使って、パイロットではない事を釈明しました。

しかし、この「ウィングマークを取得していない」や「コースアウト」という表現は航空業界に詳しくない一般人、特に高齢者には何を示す言葉なのかよくわからない方も多いはず。そのような専門用語をこの釈明の場で使用するのは適切であるとは思えません。「パイロットの訓練を受けていましたが、途中で脱落し正式なパイロットにはなれませんでした」と書くべきですが、そう記すと、公式後援会のホームページの内容と明らかに矛盾してしまうため、このように曖昧な表現を選んだのではないかと考えられます。

これは田久保元市長の
論点をずらすような物言いと
非常によく似た
一般人を煙に巻く言い回し
とも受け取れます。

伊東市民に対しては「ウィングマークを取得していない」件については伝えていたし、法律家にも確認したという事ですが、片桐もとゆき伊東市議が口伝えで説明できた伊東市民はごくわずかだったはず。市議選で獲得した票数1351票を投じた全ての伊東市民が理解していたとは到底思えません。せめて、公式後援会のホームページに「ウィングマークを取得していない」旨を記載すべきでした。法律家に確認した件も、どこの誰に確認したのか明記すべきです。田久保元市長の代理人弁護士も非常に批判されていましたから、単なる「法律家」だけでは信用するのが難しいといえます。

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簡単に言えば、
片桐もとゆき伊東市議は
航空自衛隊のパイロット訓練生だったけれども
正式なパイロットにはなれなかった

という事です。

パイロット訓練生時代の片桐もとゆき氏

片桐もとゆき氏のパイロット訓練はどこまで進んでいたのか?

田久保元伊東市長の学歴詐称問題の際、本人は「卒業したと思い込んでいた」と主張していましたが、実際には4年生に進級できない単位数しか取れておらず、実際にはとても卒業できたと思える状態ではありませんでした。

片桐もとゆき伊東市議も上記の「X」で「基本操縦(T-4)後期課程の途中(飛行時間200時間超)でコースアウトとなりました」と公表しています。これがパイロットになる過程においてどの段階なのか? について調査しました。

片桐もとゆき伊東市議は高校卒業後、航空自衛隊に入隊したと言われているので下記の流れでパイロットの訓練が行われたと思われます。公式後援会のホームページに記された「総飛行時間230時間」の内訳を明らかにします。

STEP
航空自衛隊入隊
航空学生課程(約101週)

※操縦訓練無し

STEP
飛行準備課程(約12~43週)

※操縦訓練無し

STEP
初級操縦(T-7)課程(約22週)

※操縦訓練は22週で60時間

練習機「T-7」を操縦します。

航空自衛隊の練習機「T-7」
航空自衛隊の練習機「T-7」
画像出典:「航空自衛隊」の公式ホームページより
STEP
基本操縦(T-4)前期課程

※操縦訓練は24週で65時間
ここまで操縦訓練の合計125時間

練習機「T-4」を操縦します。

航空自衛隊の練習機「T-4」
航空自衛隊の練習機「T-4」
画像出典:「航空自衛隊」の公式ホームページより
STEP
基本操縦(T-4)後期課程

※操縦訓練は30週で95時間
ここまでの操縦訓練の合計は220時間となります。

練習機「T-4」を操縦します。

練習機「T-4」
画像出典:「航空自衛隊」の公式ホームページより

この基本操縦(T-4)後期課程を修了すれば、航空自衛隊の正式なパイロット資格(ウィングマーク) が取得できますが、片桐もとゆき伊東市議はこの段階で「コースアウト(脱落)」した事になります。

※基本操縦(T-4)後期課程を修了すると、操縦訓練時間の合計は220時間です。片桐もとゆき伊東市議の公式後援会のホームページの略歴には「総飛行時間230時間」とありますが、11月4日に片桐もとゆき伊東市議が釈明した「X」には「飛行時間200時間超」と表記。片桐もとゆき氏がなぜコースアウト(脱落)したのかは不明。

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【図解】航空自衛隊
パイロットになるまでの訓練の流れ

航空自衛隊/【図解】パイロットになるまでの訓練の流れ
画像出典:「航空自衛隊」の公式ホームページより

片桐もとゆき伊東市議の公式後援会のホームページの彼の略歴の記載は、あたかも「F-15戦闘機」に230時間も操縦していたかのような誤解を招く表記だったと言わざるを得ません。実際には片桐もとゆき伊東市議は、「基本操縦」課程の途中で脱落しており、「F-15戦闘機」を操縦した事実はありません。

片桐もとゆき伊東市議の謎/苗字を「横井」から「片桐」に変更していた

片桐もとゆき伊東市議は2023年1月6日に苗字を「横井」から「片桐」に変更しています。この事はご自身のFACEBOOKに公開していますが、片桐もとゆき伊東市議は「片桐基至(もとゆき)」と「横井基至」の2つのFACEBOOKアカウントを運用していて苗字の変更は、「横井基至」のアカウントのみに掲載されています。

片桐もとゆき伊東市議は元々は新潟県阿賀野市出身で2016~2020年の期間、阿賀野市市議会議員を「横井」姓で務めていました。自身の名前を売るのが商売ともいえる政治家にとって、苗字を変えるのはデメリットが非常に多いはずです。それなのになぜ苗字を変更したのか? 非常に不可解なのですが、明快な回答はネット上では見つけられませんでした。

まとめ

田久保伊東元市長の不信任決議を巡る伊東市議会議員選挙で当選した、田久保支持派の片桐もとゆき伊東市議に経歴詐称疑惑が浮上。その詳細を本記事で解説しました。

片桐もとゆき伊東市議の略歴の記載は、田久保元市長の学歴詐称問題が無ければ、さほど大きな問題にはならなかったかもしれません。しかし、その問題の余波を受けた市議選に関わる資料に不正確な情報を掲載し、当選したことは非常に由々しき事態といえます。

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片桐もとゆき伊東市議が航空自衛隊を退官後、某政治塾に所属した際の略歴は以下のようになっています。

横井基至 略歴
新潟県立新発田南高校(普通科)を卒業。
航空自衛隊へ第273期新隊員(平成11年3月)として入隊。その後、第12期曹候補士短期課程、第97期一般幹部候補生(一般)課程をへて、3等空尉に任官(平成20年3月)。初任地の千歳基地から最終勤務地の入間基地に至るまでの13年の間で、武器弾薬整備員、操縦(学生)、プログラム幹部の職務を通じて国防の任務に就く。平成24年3月、航空自衛隊を退職。【以下省略】

引用:「HS政経塾」のホームページより

この時の略歴には、「操縦(学生)」と表記されていて、パイロットであるかのような誤認が生じない文言が記載されています。なので、今回の経歴詐称疑惑は意図的に行われた可能性も否めません。しかしなぜこの伊東市議選に関わる資料に、そのような不正確で紛らわしい表記を敢えてしたのか? はなはだ疑問です。

また政治塾の略歴には、公式後援会サイトが掲載した「F-15航空機整備員」、「防空システム管理者」という経歴が架かれていません。これらの経歴は素人目から見ても華がある経歴ですし、政治塾の略歴になぜ掲載しなかったのか? 省かれた理由が分かりません。

今回のように、不可解な「経歴詐称疑惑」が浮上すると、あれもこれも不審に感じてしまう状況に陥ってしまいます。片桐もとゆき伊東市議は今後、信頼回復に努める必要があると思われます。

田久保元伊東市長の学歴詐称問題を端に発し、伊東市では上記の片桐もとゆき伊東市議の件や、伊東市長選挙に立候補していた立花孝志氏が逮捕・勾留されるなど波乱が続いています。今後も伊東市の動向から目が離せません。注目しましょう。

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