日本プロ野球界のレジェンド長嶋茂雄さんが2025年6月3日に逝去されました。享年89歳でした。心からご冥福をお祈りします。長嶋茂雄さんが逝去されたことを受け、長嶋家(茂雄さんと三奈さん)と一茂さんが絶縁状態にある事に改めて注目が集まっています。また、一茂さんはこれまでに雑誌の取材やテレビ番組で「長嶋茂雄さんの遺産相続を放棄している」と語っています。なぜ、長嶋家と一茂さんは絶縁状態なのか?また一茂さんが長嶋茂雄さんの遺産相続を放棄する理由は何なのか? について考察します。

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なぜ一茂は長嶋茂雄と絶縁状態なのか?相続放棄する理由は?
長嶋一茂も「うわスゲエ!」と思わずうなる…ご褒美グルメに贅沢な“和牛ひつまぶし御膳” #テレ朝POSThttps://t.co/1eEN133dlT
— テレ朝POST (@post_tvasahi) February 13, 2025
長嶋家(長嶋茂雄さん、次女・三奈さん) と長男の一茂さんが絶縁状態にあるのはなぜなのか? この件について長嶋茂雄さん、一茂さん、三奈さんから正式なコメントは発表されていない事から、長嶋家と一茂さんが絶縁状態になった明確な理由は不明です。しかし「週刊女性PRIME」によると、絶縁の原因となったのは、次の2点だと言われています。
- 三奈さんが代表を務める、長嶋茂雄さんの資産管理会社「オフィス・エヌ」の承諾を得ずに、一茂さんが「長嶋茂雄」の名前を商標登録出願したこと。
- 田園調布の長嶋家に保管されていた長嶋茂雄さんの記念品や愛用品を一茂さんが独断で、長嶋茂雄ファンに売却したこと。
これらのことが問題視され、一茂さんは長嶋茂雄さんに関するビジネスから排除され、長嶋家と絶縁状態になったとされています。2021年12月10日配信の「Asagei+」では、一茂さんは父・長嶋茂雄さんと「13年合ってない」と告白しています。という事は、2008年頃から絶縁状態という事になります。
三奈さんが代表を務める「オフィス・エヌ」は長嶋茂雄さんの肖像権や権利、資産などを一括して管理しています。かつては長嶋茂雄さんの奥様・亜希子さんが代表をされていましたが、2007年9月18日に心不全で逝去され、代わりに代表に就かれたのが次女の三奈さんでした。

商標登録と
お宝グッズの売却で
絶縁状態になっちゃうの?
ですよね、一茂さんが「長嶋茂雄」の名前を商標登録したり、お宝グッズを家族に黙って売ったくらいで、親子が絶縁してしまうことになるの? って思いますよね。そこで、一茂さんが売却したお宝グッズにどの位の価値があったのか? 調査しました。
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長嶋一茂さんが遺産相続を放棄する理由はこれか?


Image by jesssalazar from Pixabay
長嶋一茂さんが勝手に売却した長嶋茂雄のお宝グッズの価値、調べたところ、2010年3月5日号の「週刊ポスト」に情報が掲載されていました。「週刊ポスト」の記事が正しいとした場合、
一茂さんが売却した
長嶋茂雄さんの記念品、愛用品は
312点!
鑑定士の見立てでは
20億円相当の価値
と書かれています。



えー!!
そんなに!!
「週刊ポスト」の記事によると、一茂さんが父・長嶋茂雄さんのお宝グッズを売却したのは2004年とのこと。売却先は福井県の資産家・山田勝三さん。山田さんは「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」と言う私設博物館を運営している人物でした。お宝売却後、4年経ってそれが明らかになり絶縁状態になったという事でしょうか。
「週刊ポスト」に登場する鑑定士の評価額がどの位信用性があるのかは分かりませんが、一茂さんが売却したお宝はかなりまとまった資産になり得る価値があったという事です。単なる小遣い稼ぎ程度のものではなかったようです。
要するに、
一茂さんはすでに
生前贈与と呼べる金額を手にしているので、
遺産相続は放棄している
という事なのかもしれません。



そうか、一茂さん
お金に興味がないのかと思ったら
そういう事でもないのね。
「週刊ポスト」の記事には一茂さんが売却したモノについて「父の栄光と家族の記録」と表記しています。また「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」に来館した一般客の方のブログに館長の山田さんから「一茂の生まれたときの写真もありますよ」と言われたと書かれていることを合わせて考えると、一茂さん、長嶋家のアルバムなども売却した可能性があります。
一茂さんが「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」に売却したお宝グッズにどんなものがあったのかについては不明ですが、下記の動画の中に映っている物のいくつかは、一茂さんが売却したモノの可能性があります。
「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」2009年4月
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長嶋一茂さんが「長嶋茂雄」を商標登録した理由はこれか?
一茂さんが長嶋家と絶縁する原因になったと言われる「長嶋茂雄」の商標登録申請ですが、なぜ一茂さんは「長嶋茂雄」の商標が欲しかったのか? について解説しているメディアは在りません。
2015年1月6日配信の「日刊ゲンダイ」の記事によると、「長嶋茂雄」の商標はもともと三奈さんが代表を務める「オフィス・エヌ」が所有していましたが、権利の期限が切れるタイミングで一茂さんの個人事務所「ナガシマ企画」が商標を申請したと報じています。「特許情報プラットホーム J-Piat Pat」で「長嶋茂雄」の商標登録情報を確認すると、出願日が2010年8月23日となっています。権利が切れた商標の情報は、「特許情報プラットホーム J-Piat Pat」には掲載されないので、一茂さんが商標申請出願したのがこの2010年8月23日ではないかと思われます。商標の登録後、権利者の変更手続きが記載されていないので、商標が登録される前に、3回出された「手続補正書」で権利者が三奈さんの会社「オフィス・エヌ」に変更されたものと思われます。
「長嶋茂雄」の商標は
以下の分野において商標権が主張できます。
「長嶋茂雄」の商標権が及ぶ区分並びに指定商品又は指定役務
区分3 せっけん類,香料類,化粧品,歯磨き,靴クリーム,靴墨 区分12 自動車並びにその部品及び附属品,二輪自動車並びにその部品及び附属品,自転車並びにその部品及び附属品,車いす,乳母車,人力車,そり,手押し車,荷車,馬車,リヤカー,タイヤ又はチューブの修繕用ゴムはり付け片,乗物用盗難警報機,船舶並びにその部品及び附属品(エアクッション艇を除く。) 区分14 貴金属,キーホルダー,記念カップ,記念たて,身飾品,時計 区分16 紙類,紙製のぼり,紙製旗,紙製タオル,紙製手ふき,紙製ハンカチ,印刷物,書画,写真,写真立て,文房具類 区分25 被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴 区分28 運動用具,遊戯用カード,囲碁用具,歌がるた,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,トランプ,花札,マージャン用具,遊戯用器具,ビリヤード用具,おもちゃ,人形,スキーワックス,釣り具,遊園地用機械器具(「業務用テレビゲーム機」を除く。) 区分29 ビタミン・カルシウム・ミネラルを主成分とする粉末状・粒状・錠剤状・液状・ゼリー状・カプセル状・ブロック状の加工食品,乳製品,肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実,カレー・シチュー又はスープのもと,お茶漬けのり,ふりかけ 区分30 菓子及びパン,茶,コーヒー及びココア,コーヒー豆,ぎょうざ,サンドイッチ,シュウマイ,すし,たこ焼き,肉まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ,調味料,穀物の加工品 区分32 ビール,清涼飲料,果実飲料,飲料用野菜ジュース,乳清飲料 区分33 日本酒,洋酒,果実酒,中国酒,薬味酒 区分34 たばこ,紙巻きたばこ用紙,喫煙用具(貴金属製のものを除く。),マッチ,貴金属製喫煙用具 区分35 広告,経営の診断又は経営に関する助言,市場調査,スポーツ用品の販売に関する指導・助言,健康器具・健康食品又は栄養補助食品・その他の商品の販売に関する情報の提供(インターネット上で行う情報の提供を含む),ホテルの事業の管理,スポーツ選手・スポーツインストラクター・タレント事業の管理,スポーツ選手・タレントのあっせんその他の職業のあっせん,不動産事業の管理,競売の運営(インターネットオークションの運営を含む),広告用具の貸与,求人情報の提供 区分41 技芸・スポーツ又は知識の教授,スポーツ用品の使用方法に関する知識の教授及びこれに関する情報の提供,スポーツ選手が試合等で実際に使用したユニフォーム・各種用具の展示,美術品の展示,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),野球の興行の企画・運営又は開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,運動施設の提供,運動用具の貸与 区分43 宿泊施設の提供,宿泊施設の提供の契約の媒介又は取次ぎ,飲食物の提供,会議室の貸与,展示施設の貸与 区分45 著作権及び著作隣接権の保有管理並びに著作権利用に関する契約の代理又は媒介,ファッション情報の提供,新聞記事情報の提供,占い,身の上相談,衣服の貸与,装身具の貸与,施設の警備,身辺の警備 引用:「特許情報プラットホーム J-Piat Pat」より
上記の数々の区分を見ますと、「長嶋茂雄」という名前をあらゆる業種で勝手に使用されないように守っている様子がくみ取れるんですが、上記の「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」の動画と組み合わせて俯瞰すると浮かび上がってくる事があります。
一茂さんが申請した商標登録は、
スポーツ・ミュージアム 山田コレクションに
「長嶋茂雄」という名前の使用許可出して
ライセンス料を受け取るために
商標申請したのかもしれません。
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2012年の「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」
「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」の外観を見ると看板には「ミスター&アニキ金本の聖地」と掲げられていますが、「長嶋茂雄」という名前は掲げられていません。
本当は「長嶋茂雄とアニキ金本の聖地」としたいけれども、それが出来ないもどかしさを感じます。この看板を掲げるには商標を自ら取得するか、商標の権利者から許可を貰わないといけません。
上記の様に「長嶋茂雄」の商標には15の区分に渡って権利が主張できます。これは、「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」が「長嶋茂雄博物館」として運営していくにあたり、必要な商標権が全て網羅されているんですよ。例えば館内で販売する土産品に「長嶋茂雄」の名前が入れられる、館内の飲食スペースで提供する飲食物に「長嶋茂雄」の名前を入れられる、博物館のパンフレットや広告宣伝にも「長嶋茂雄」の名前が使える、というわけです。
一茂さんの真意は分かりませんが、「長嶋茂雄」の商標を一茂さんが一括取得し、「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」に商標使用の許可を与え、その引き換えにライセンス料を毎年受け取る計画だったのかもしれません。
スポーツ・ミュージアム 山田コレクションは現在どうなっている?
「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」は一茂さんから長嶋茂雄さんの記念品・愛用品312点を買い上げた9年後の2013年4月に、閉館し、2013年8月に館長の山田勝三さんも逝去されました。
翌年の2014年10月1日~2015年8月31日の期間に、「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」の展示品はオークションで販売され、現在は老人福祉施設になっています。
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まとめ
日本プロ野球界のレジェンド長嶋茂雄さんが2025年6月3日に逝去されたことを受けて、長男の一茂さんが長嶋家と絶縁関係になっていることについて、なぜ絶縁状態なのか? そしてなぜ一茂さんは遺産相続を放棄しているのか? について考察しました。
一茂さんは、実家に眠ったままになっている長嶋茂雄さんの記念品や愛用品を、もっとファンや一般の方に観てもらいたいと考えて、それらの品を「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」に売却したのかもしれません。そして「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」の運営を後押しし、「長嶋茂雄」の名前の使用許可を出すために、商標出願したのかな、と思いました。推測なので本当のところは分かりませんが。。。しかし、結局数年後に「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」は閉館し、長嶋茂雄さんの貴重な品々は個人のコレクターの手に渡ってしまい、ファン方たちに見てもらう事が出来なくなってしまいました。
将来、長嶋茂雄記念館が建てられた際に必要になる品々だったと思われるので、個人のコレクターに流出させてしまったのは悔やまれます。しかし、この長嶋家の険悪な状況も長嶋茂雄さんの逝去をきっかけに解消されるといいですけどね。しばらくはメディアも長嶋家についていろいろ報じるでしょうから、今後のニュースを見守りましょう。
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