TBS金曜ドラマ「フェイクマミー」で、日高まみえ(演 川栄李奈) が社長を務めるベンチャー企業「RAINBOWLAB」の主力商品、コールドプレスジュースの「虹汁(にじじる)」が話題になっています。コールドプレスジュースとは、水・着色料・保存料等の添加物を一切使用しない、野菜や果物の素材のみを専用の機械で絞り出した生ジュースです。劇中に登場する「虹汁(にじじる)」のモチーフになった商品が、現実世界でも販売されていますが、劇中と現実世界では価格設定にかなりの差が生じています。本記事では、「ドラマ内での販売価格が安すぎるのではないか?」 」「この価格設定は、コールドプレスジュース業界界隈に波紋を広げるのではないか?」 という点について解説します。

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【フェイクマミー】なぜ「虹汁」?劇中のジュースの商品名の謎


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【フェイクマミー】劇中の「虹汁」価格設定が安すぎる問題
ドラマ「フェイクマミー」の主人公・日高まみえ(演 川栄李奈) は、自身が社長を務める「RAINBOWLAB」で「虹汁(にじじる)」というコールドプレスジュースを発売、大ヒットさせたという設定になっています。
コールドプレスジュースとは、水・着色料・保存料等の添加物を一切使用せず、野菜や果物の素材のみを専用の機械で絞り出した栄養価の非常に高い生ジュースです。劇中では、「RAINBOWLAB」が扱う「虹汁(にじじる)」について詳しい説明は一切されていませんが、第3話放送時点で劇中にちりばめられた「虹汁(にじじる)」の情報をかき集めると、以下のことが判明しています。
1.「虹汁(にじじる)」ボトルタイプ

画像出典:TBSドラマ金曜ドラマ「フェイクマミー」第2話・第3話より
「虹汁(にじじる)」ボトルタイプは、第2話以降に登場した「RAINBOWLAB」の新商品で、オリジナルの「虹汁(にじじる)」をコンビニ販売用に賞味期限を4週間に伸ばした改良版の「虹汁(にじじる)」です。
劇中では
「虹汁(にじじる)」のコンビニでの販売価格が350円
とされていました。
日高まみえ(演 川栄李奈) は、「もっと味にこだわりたかったが、まずは消費者に知ってもらうことが重要」としてこの商品を開発したことから、価格はオリジナル商品よりも抑えられていると推測されます。
2. 「虹汁(にじじる)」オリジナル商品(パウチタイプ)

画像出典:TBSドラマ金曜ドラマ「フェイクマミー」第1話より
もともと、日高まみえ(演 川栄李奈) の会社「RAINBOWLAB」で扱っていた「虹汁(にじじる)」のオリジナル商品は、パウチに入ったタイプの商品でした。このパウチタイプの「虹汁(にじじる)」にはチルド(冷蔵)と冷凍の2種類が存在しています。こちらのオリジナル商品は添加物を一切使用していないため、チルトタイプの賞味期限は短いようです。
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「虹汁(にじじる)」オリジナル商品の価格は劇中で明らかにされていませんが、第1話で、社員がまみえに提示した取引先の資料から、「虹汁(にじじる)」の原価や卸値が判明しています。

画像出典:TBSドラマ金曜ドラマ「フェイクマミー」第1話より
「虹汁(にじじる)」オリジナル商品の原価と卸値
| 原価 | 168円 |
| 卸値 | 250円~270円 |
この卸値から、「虹汁(にじじる)」のオリジナル商品の小売販売価格を推測する事が出来ます。一般的に食品の掛け率※1は70%と言われています。
劇中の「虹汁(にじじる)」のオリジナル商品の小売販売価格は以下の計算式で求められます。
卸値(250~270円) =「虹汁(にじじる)」販売価格 × 70%
「虹汁(にじじる)」販売価格 = 卸値(250~270円) ÷ 70%
よって、
「虹汁(にじじる)」オリジナル商品の小売販売価格は
357~386円となります。
しかし、この価格だと、コンビニで販売するボトルタイプの「虹汁(にじじる)」とほぼ同じとなってしまうことから、オリジナル商品はもう少し高めの価格であると考えられます。
1本350mlのコールドプレスジュースを絞るのに、700~1000グラムの野菜や果物が使われているとのことから、通常の食料品の掛け率よりさらに低い設定になっているのかもしれません。
仮に卸値の2倍が販売価格とすれば、
オリジナル商品の小売販売価格は500~540円
となるので、
ドラマの設定と辻褄が合ってきます。
「虹汁(にじじる)」オリジナル商品1パウチが500~540円であったとしたら、スターバックスの飲み物とほぼ同等の価格帯と言っていいと思います。そう考えると、庶民からするとなかなかの贅沢品であることが分かります。
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現実の世界で販売しているコールドプレスジュースはもっと高価!!
ドラマ「フェイクマミー」の劇中では、コンビニで売られるボトルタイプの「虹汁(にじじる)」350mlが350円(確定)、オリジナルのパウチ商品は500円くらいではないかと予想しましたが、現実世界で販売しているコールドプレスジュースは、劇中の価格よりはるかに高価な価格設定になっています。
ドラマ「フェイクマミー」で全面的に撮影協力している「YES TOKYO」では、以下の価格でコールドプレスジュースを販売しています!
350ml ボトルタイプ
1本/1188~1620円(税込)

ドラマと全然違う!!
超高い!!
200ml 冷凍パウチタイプ
1パック/1044~1134円


画像出典:TBSドラマ金曜ドラマ「フェイクマミー」第3話より
お店で小売りしている350mlのジュースが、実際の価格、1本1000~1500円の設定にしてしまうと、第3話に出てきた、柳和学園の”三羽烏”たちが行きつけの「紅茶が一杯2000円前後もするセレブカフェ」で花村薫(演 波留) がたじろぐシーンが成立しなくなっちゃいますよね。
まとめ
ドラマ「フェイクマミー」に登場する「虹汁(にじじる)」が視聴者の関心を集めていますが、劇中での「虹汁(にじじる)」の価格と、現実世界で売られているコールドプレスジュースの価格にあまりにも乖離があり、このドラマの価格設定はコールドプレスジュース業界界隈で、波紋を広げるのではないかと心配してしまいます。
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ベンチャー企業が1本350円で売っていたコールドプレスジュースに、大手食品メーカーが参入して1本250円で販売し、日高まみえ(演 川栄李奈) の会社が、販売方針を転換せざるを得なくなったみたいな話が描かれたのに、現実の世界でコールドプレスジュースは1000~1500円程にもなる高級品だったと視聴者が知ったら、さぞがっかりすることでしょう…… これは、商品に対するネガティブな印象を与えかねません。
1本500円程度のものなら、ドラマで見たやつだし、ということで手が伸びますが、1本1000~1500円もする商品なら、「贅沢品」のレベルを超え、最初から庶民が手にできるものではないと言えますよね。
ドラマ制作上、「虹汁(にじじる)」が1本1本1000~1500円ってことになると、視聴者の関心がストーリーよりもジュースの価格の方に向いてしまうことを恐れて、価格を安く、庶民感覚の価格に設定したものと思われます。



確かに
1本1500円のジュース
とか言われたら
気になってしょうがないわ。
しかし、現実と販売価格が乖離し過ぎていますから、日高まみえが取り扱う商品は別のものが良かったかもしれませんね。
劇中では、日高まみえの会社はコンビニでの「虹汁(にじじる)」展開は、ジュースではなく、アイスにシフトチェンジする事になりました。このアイスの価格もいくらなのか気になります。コンビニの最高額アイスと言えば、ハーゲンダッツですが、それを上回る価格帯なんですかね。
ドラマ「フェイクマミー」は2025年10月期ドラマの中ではかなり面白いドラマの一つなんですが、若干、脚本にアラが出てきたようにも感じます。保護者が入れ替わって私立の小学校の受験をして通学しているわけですから、明らかに犯罪を犯しています。このドラマの結末がどう決着するのかに注目です。
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