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【江別大学生集団暴行事件】被告6人の求刑と判決予想/川村・川口・八木原他

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2024年10月25日に起きた北海道江別市の大学生集団暴行事件では、犯行に関与した6人の若者が逮捕されています。この事件の裁判は裁判員裁判となりますが、6人別々に個別の裁判が開かれるわけではなく、3つの裁判に分けて併合審理されることになっています。(※2026年6月4日配信の「NEWSポストセブン」参照) 2026年5月25日から、川村葉音被告、滝沢海裕被告、当時16歳少年の3人の公判が同じ裁判員裁判で開かれ、6月11日までに川村葉音被告、滝沢海裕被告の2人に対し求刑がなされました。この2人の求刑の量刑から、検察がどのように量刑を判断しているかが見えてきました。本記事では検察が6人の被告にどのような求刑するのか? また、それを受けて裁判所はどのような判決を下すのか? 予想します。

【江別大学生集団暴行事件】被告6人の求刑と判決予想/川村・川口・八木原他
【江別大学生集団暴行事件】被告6人の求刑と判決予想/川村・川口・八木原他

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目次

【江別大学生集団暴行事件】被告6人が裁かれる3つの裁判員裁判

2024年10月25日に起きた北海道江別市の大学生集団暴行事件の裁判員裁判は、6人の被告人を3つの裁判に分けて以下の日程で審理されます。

江別大学生集団暴行事件の被告6人が裁かれる3つの裁判員裁判

江別大学生集団暴行事件
裁判員裁判
第1弾第2弾第3弾
被告人・川村葉音被告(当時20歳)
・滝沢海裕被告(当時18歳)
・少年X(当時16歳)
・川口侑斗被告(当時18歳)
・少年Y(当時17歳)
・八木原亜麻被告(当時20歳)
起訴罪名強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗
最大量刑極刑もしくは無期懲役極刑もしくは無期懲役極刑もしくは無期懲役
初公判2026年5月25日2026年7月13日(予定)未定
判決言い渡し2026年6月25日(予定)未定未定

この3つの裁判員裁判に、どのような理由で被告人が振り分けられたのかは明らかにされていませんが、下記の人間関係があったことによって振り分けられた可能性があります。

  • 川村葉音被告と八木原亜麻被告は仲がいいので口裏合わせや庇い合いを防ぐために別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 川村葉音被告と少年Yは交際関係だったので別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 滝沢海裕被告は川口侑斗被告を恐れていたので別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 滝沢海裕被告と少年Yは同じ高校に通う友人関係だったので別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 少年Xは川口侑斗被告の中学時代の後輩で従属的と言えるので別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 川口侑斗被告は被害者の交際相手だった八木原亜麻被告の意向を酌んで暴行に及んでいたので、審理に八木原亜麻被告の影響が及ばないように別々の裁判にしたいと考えた可能性。
  • 八木原亜麻被告は暴行にはほとんど加わっていないが、暴行を止めるどころか長時間続けるように指示していたので「共同正犯」の可能性が高いので、他の被告とは分けて単独で審理すべきと判断された可能性有。

これらの条件を満たすと、上記の3グループに振り分けられます。

【江別大学生集団暴行事件】被告6人の求刑と判決予想

江別大学生集団暴行事件の第1弾の裁判員裁判には、川村葉音被告、滝沢海裕被告、少年Xの3人が出廷しており、川村葉音被告、滝沢海裕被告の二人には以下の求刑がなされています。

  • 川村葉音被告 6月5日 無期懲役求刑
  • 滝沢海裕被告 6月11日 懲役20年求刑

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江別大学生集団暴行事件では強盗致死罪他で6人の被告人が起訴されています。強盗致死の量刑は「極刑か無期懲役」の2択しかありませんでしたから、裁判を見守る大半の方が、全員に無期懲役が求刑されると予想していたのではないでしょうか。しかし、滝沢海裕被告に強盗致死罪の量刑に設定されていない有期刑が求刑されました。検察が無期懲役から減軽した理由として、滝沢海裕被告が犯行当時、18歳の特定少年だったこと、また終始犯行を主導していなかったことを考慮したとしています。(※刑法第68条に基づく減軽)

江別大学生集団暴行事件において、被告人が特定少年であることが考慮されるのであれば、その他の被告人の求刑の量刑も見えてきます。今回事件に関与した6人の被告人の求刑と実際に下される判決の予想が以下になります。

被告6人の求刑と判決予想

被告人犯行当時の年齢起訴罪名求刑判決解説
川村葉音
※八木原被告とは中学時代からの友人関係で、バイト仲間。
※少年Yと交際。
20歳強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗
※強盗致死罪の量刑は極刑もしくは無期懲役のみ。
6月5日
無期懲役
6月25日(予定)
【推測】
懲役30年
犯行当時成人で情状酌量の余地はないとみられるが、主犯の川口被告が特定少年で減軽されることを踏まえバランスを取って求刑から芸刑されるのではないか?
滝沢海裕
※川口被告と同じ中学の同級生。
※少年Yと同じ高校に通う。友人関係。
18歳(特定少年)6月11日
懲役20年
6月25日(予定)
【推測】
懲役20年
犯行当時、特定少年であったことと、主犯の川口被告に従属的で暴行も主導的ではなかったことが考慮されるのではないか。
少年X
※川口被告の中学時代の後輩。
16歳(未成年)6月19日(予定)
【推測】
懲役15年
6月25日(予定)
【推測】
懲役15年
犯行当時、未成年だったことと主犯の川口被告の後輩だったことから従属的立場だったと考慮されるのではないか? 17歳の少年Yの量刑とバランスを取ったのではないか?
川口侑斗
※滝沢被告と中学時代の同級生。
※少年Xは中学時代の後輩。
18歳(特定少年)未定
【推測】
懲役30年
未定
【推測】
懲役30年
主導的に暴行を行っており、本来であれば無期懲役が妥当であるが犯行当時、特定少年だった事が考慮され懲役30年程度に減軽されるのではないか?
少年Y
※滝沢被告と同じ高校に通う。友人関係。
※川村被告と交際。
17歳(未成年)未定
【推測】
懲役18年
未定
【推測】
懲役18年
暴行に関して滝沢被告よりも積極性が伺えたが、やはり未成年であることが考慮され、少年Xの量刑ともバランスを取って懲役18年程度になるのではないか?
八木原亜麻
※被害者の交際相手。
※川村被告と中学からの友人関係で犯行当時は同じバイトをしていた。
20歳未定
【推測】
無期懲役
未定
【推測】
懲役30年
暴行にはほとんど加担していなかったが、暴行を止めず、むしろ長時間にわたる暴行を指示していたことから川口被告と共同正犯扱いになるのが妥当と思われる。川口被告は特定少年で減軽されるが八木原被告は成人なので減軽なしの無期懲役が求刑されるのではないか?しかし、判決は暴行の実行犯より量刑が重くならないように考慮され懲役30年程度に調整されるのではないか?

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まとめ

2024年の10月に北海道江別市で起きた大学生への集団暴行事件の裁判で、検察の求刑の量刑の根拠として被告人が特定少年や未成年であることがかなりの割合で考慮されていることが見えた事から、事件に関わった6人すべての求刑と判決の量刑を予想しました。

今回の事件では「強盗致死罪」などで起訴されていたので、6人の被告人は全員無期懲役判決になるのかと考えていましたが、全員が何らかの形で減軽され、有期刑になる可能性が高いと予想しました。

まず6月25日に判決が下る川村葉音被告が求刑通りの無期懲役となれば、川口侑斗被告、八木原亜麻被告にも無期懲役判決が下る可能性が高まります。今後の裁判に注目しましょう。

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