沖縄で日本テレビの番組をリアルタイムで見る方法があったなんて!

2022年1月4日2023年3月24日

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テレビ — Photo by Stephen Monterroso on Unsplash

ブログ主

沖縄県で見ることが出来る地上波テレビは、
・ＮＨＫ総合
・ＮＨＫＥテレ
・ＲＢＣ琉球放送(TBS系列)
・ＱＡＢ琉球朝日放送(テレビ朝日系列)
・ＯＴＶ沖縄テレビ放送(フジテレビ系列)
の５局を見ることが出来ます。

そうなんです、
沖縄では日本テレビの番組が
見れないんですよー。

日本テレビの番組は、RBC琉球放送とOTV沖縄テレビが夕方や深夜の枠で放送したりしていますが、番組も本土ではかなり前に放送されたものがだいぶ遅れて放送している、と言った感じなんですよ。「テレビ東京」が沖縄で見れないのは理解できるとして、日本テレビが見れないのは何故なんやろ?とずっと思っていたんですが
最近、沖縄で日本テレビの番組をリアルタイムで見る方法がある!とのことなんですよ。今日は、その方法について書いていきますー

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沖縄県のテレビの歴史

アメリカ占領下の沖縄県で最初に開局したテレビ局はなんとＮＨＫではなく、民放の放送局でした。１９５９年に開局したＯＴＶ沖縄テレビ放送が沖縄初のテレビ局となります。翌年１９６０年にＲＢＣ琉球放送が開局。民放２局が開局した後、しばらくたって１９６７年に現在のＮＨＫの前身の沖縄放送協会(ＯＨＫ)が開局、１９７２年の沖縄本土復帰に伴い、ＯＨＫから新生「ＮＨＫ沖縄放送局」が開局。ＯＴＶ沖縄テレビ放送はフジテレビと資本提携し、ＲＢＣ琉球放送はＴＢＳ系列に加盟して、そこから１９９５年まで沖縄県ではＮＨＫ２局と民放２局のテレビ放送が続いていたんですよ。
１９９５年に民放第３局目のＱＡＢ琉球朝日放送が沖縄本島で開局。ＱＡＢ琉球朝日放送は、ＲＢＣ琉球放送が資本参加していることもあり、社屋を共有している珍しい「１局２波」のテレビ局なんですよ。そしてアナログ放送から地デジ放送に移行した後、２００９年にやっと八重山でもＱＡＢ琉球朝日放送の番組が見られるようになったんですよー

ボクが石垣島に移住した当時は、ＮＨＫ２局と、民放２局しかテレビは映りませんでした。１１年経ってＱＡＢ琉球朝日放送が映るようになったときは、ちょっと感動的だったことをよく覚えています。。。

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沖縄県で、日本テレビが見れないのは日本テレビにその気がないから

１９９５年にＱＡＢ琉球朝日放送が開局するタイミングで、実は日本テレビも沖縄県で開局する準備が進んでいたといいます。日本テレビの沖縄県での放送局として、南西放送という会社を１９８９年に設立。この１９８９年は日本がバブル景気の絶頂期だったんですが、このバブル景気は１９９１年にはじけてバブル崩壊してしまったんですよ。日本テレビはこのバブル崩壊のあおりを食らって、沖縄に放送局を開設するための莫大な投資が不可能になり、沖縄進出計画がとん挫、そして１９９９年には沖縄県の民放テレビ第４局用の周波数割当(那覇３０ch)すらも取り消されてしまいました。のちに、この南西放送は破産してしまったんですよねー。

その後、日本テレビは沖縄進出には動くことなく、沖縄県では日本テレビの番組が夕方や深夜枠だけでしか見られない状況が続いていましたー。ですが、２０２０年１０月、事態は新たな展開を見せたのでした!