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沖縄の軽石問題、砂利採取運搬船「RB101+太海丸」で解決へ!

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歓び
Photo by Artem Beliaikin on Unsplash
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奄美・沖縄の漂着軽石問題。ボクが軽石回収の救世主として期待していた海洋環境整備船「海煌」は熊本県の八代港より派遣され、鹿児島県奄美群島の最南端の与論島に向けて出発しましたが、屋久島までは来たものの、小型船でパワー不足のため、その先に横たわる黒潮の流れをどーしても越える事が出来ずに、
与論島行きを遂に断念。。。
熊本へと引き返してしまったんですよー。。。これで奄美・沖縄の漂着軽石の回収は絶望的か!?と思われましたが、新たな救世主、沖縄海洋資源開発株式会社の所有する、砂利採取運搬船「RB101」が降臨しましたー!!これで沖縄の軽石問題は一気に解決しそうですよ。沖縄の軽石回収の後は、奄美群島にも出張するでしょうし。。。もしかしたら、奄美大島にもこういった砂利採取運搬船、あるかもしれませんよね。今日はその砂利採取運搬船について書いていこうと思いますー

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目次

沖縄の軽石問題、砂利採取運搬船「RB101+太海丸(たいかいまる)」が一気に解決へ導きそう!

砂利採取運搬船「RB101」~新アタッチメントによる軽石回収テスト

これやん!! こういうやつですやんっ!!

ボクらが待っていた軽石回収船、こういうやつですよねー。嬉しいことに予想を超えるパワフルさですよー。この砂利採取運搬船「RB101」、めっちゃ頼もしいわ~!! ガバーっと軽石を海水ごと飲み込んで、これを濾して軽石だけを船内に残して、海水は排水。。。いやーこれ理想的な軽石回収方法ですよー。軽石の回収、処理能力めっちゃ高いですよねー。美ら海水族館のジンベイザメの餌やりを彷彿とさせるダイナミックな軽石回収ですー。

ジンベイザメ餌やり

このくらいパワフルな軽石の回収が出来るとなると、沖縄本島に大量漂着している軽石、一掃できそうな感じしますよねー。いやー何よりですー。この砂利採取運搬船「RB101」、正確には石材・砂利採取運搬用船の「RB101」と、押船兼曳船の「太海丸」がドッキングした船なんですよー。

RB101+太海丸
画像出典:沖縄海洋資源開発のホームページより

海底の海砂・海砂利を採取するための重機満載された砂利採取運搬船「RB101」は重機は稼働できますが船としての回航動力がない艀(はしけ)、台船、バージと呼ばれる船舶です。全長が72mもあります。移動するときは全長28mほどの押船兼曳船の「太海丸」が「RB101」の後ろのドックにドッキングして、後ろから「RB101」を押すことによって移動しています。トータルで100m弱の全長になるんですよ。艀が荷物の積み下ろしをしている間は、「太海丸」は別の艀を動かしに行けるので、効率よく艀を移動させるために艀と押船がセパレートした形になっているんですよねー。いやーこのくらいパワフルな軽石の回収が出来るとなると、沖縄本島に大量漂着している軽石、一掃できそうな感じしますよねー。回収した軽石はベルトコンベアで陸揚げもできるんですよ。

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石垣島も港湾の開発やってますから、この手の船は島にもありそうな気がしたんですけど、沖縄県の船舶の届け出を見る限りは石垣市に海砂を運搬する艀・台船の登録はありませんでした。
石垣島の新港ふ頭に積み上げられたバラスと思われる山は、ふ頭の港の海底を掘り下げた時に出たものだと思うんですけど、これはどうやって採掘したんでしょうねー。。。

海砂の山
石垣島港湾地区の突端の港の海底の水深を深くするために掘られた海砂の山。緑の染料は芝生の種。

奄美大島にも、この手の船があっても不思議じゃないですよね。もしあれば、軽石吸い込み用のアタッチメントを沖縄海洋資源開発に発注すればすぐにでも軽石の回収が出来ますからね。
いやーでも、これで大量の漂着軽石の回収の目途がたちましたよねー。船舶の軽石吸い込み対策も、海水取り込み口や、海水ろ過器に細かい目のネットを貼るなどして、軽石の海でも回航可能だという事も分かってきましたし。。。とりあえず軽石におびえる日々は終わり、ひと安心ですよ。

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ボクが活躍を期待していた海洋環境整備船「海煌」には正直ガッカリしましたけどね

屋久島安房港の海煌
画像出典:みんなの経済新聞2021年11月24日配信号より

海洋環境整備船「海煌」は普段は熊本県の有明海、八代海の閉鎖水域で海上の浮遊ゴミの回収をしている船でもともとパワーのある船ではなかったんですよ。航行区域も沿海区域のみ回航できる船で、熊本から鹿児島県の奄美群島の最南端の島、与論島への派遣は無理があったようですー。屋久島まではなんとかたどり着きましたが、その先に横たわる黒潮のうねりをどうしても越えることが出来ず、屋久島に約1カ月も滞在して何度もチャレンジしたようですが、諦めて、熊本に引き返しちゃったんですよー。。。ボクはこの「海煌」が大活躍してくれるもの、と思ってブログにも何記事も書いてきましたが、ボクが期待したほど記事がバグることもなく終了ですよー

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八重山観光フェリーの新造船「やいま」は
黒潮を渡って佐賀県から石垣島に渡れたのに。。。

八重山観光フェリーの新造船「やいま」

こちらは、石垣島の八重山観光フェリーの新造船「やいま」ですー。「海煌」と大きさもほぼ同じくらいで同じ双胴船タイプの船です。この「やいま」、佐賀県唐津市の造船所で建造されて10月に完成。完成後自力で佐賀県から石垣島まで回航してきているんですよ。時期的には「海煌」が熊本から鹿児島の与論島に派遣された時期と重なっていたので、「海煌」も与論島にたどり着けるもんだとボクは思っていたんですけどねー。。。「やいま」は「海煌」よりもパワーのある船だったようですー。まーそうですよね。作る時から、完成したら佐賀県から途中黒潮を越えて石垣島まで回航していく前提なので、それ相応のパワーを船に備えさせますよね~。海煌はそもそも、黒潮を越える想定されていない船ですからねー。黒潮越えられなくても当然なのかもしれません。。。

◆ 八重山観光フェリーの「やいま」についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
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まとめ

この砂利採取運搬船「RB101+太海丸」の軽石バキュームシステムを開発してくれた海洋資源開発株式会社の功績大きいですよねー。こんな軽石漂着の災害はこれまで世界で起こっていたのはごくごく一部で、対処のしようがなかったものをここまで大規模に回収する手立てを見つけてくれるなんて。。。まだまだ海上には軽石筏が漂っているようですが、今後漂着したとても、回収作業は大変かもしれませんが、もう怖さはないですよねー。海洋資源開発株式会社さん、本当にありがとうございました!! 年内に解決策が見いだせて本当に良かったですよ。2022年の沖縄観光に光が差しました!!

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こんな事、今回以外に世界に事例はあるの? 

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