ブログ主２０２２年９月１９日にイギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で行われたエリザベス女王の国葬、日本からは天皇皇后両陛下が参列されました。エリザベス女王の国葬の様子を収めた、上記の７時間３０分にわたる National Post の動画をチェック。でも、天皇皇后両陛下のお姿がニュース映像にあまり映っていないんですよ～。何故なんでしょう? 調べてみました。
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エリザベス女王国葬のニュースに天皇皇后両陛下があまり映っていないのはなぜか?
TIMEの「エリザベス二世の葬儀に世界の指導者・要人が参列」と題されたYoutube動画
天皇皇后両陛下のお姿が
映っていない。。。なんで?
エリザベス女王の国葬の様子を伝えるニュース動画に、天皇皇后両陛下の姿があまり映っていないですよね。特に天皇皇后両陛下がウェストミンスター寺院に入場されるお姿が映っていないんですよ。アメリカのバイデン大統領夫妻のお姿は、かなりの長尺で撮影されています。韓国の尹大統領夫妻やフランスのマクロン大統領夫妻、カナダのトルドー首相夫妻のお姿はしっかり確認できるのに、なぜ天皇皇后両陛下のお姿が見えないのか? と思いましていろいろニュース動画を捜索してみますと、イギリスのニュースメディア「sky news」の動画に天皇皇后両陛下がウェストミンスター寺院に到着された様子の動画を発見しました。
タイムテーブル「０：１１～０：１７」のところに天皇皇后両陛下のお姿が見えます。
クリックでそこからそのシーンが再生されます。
メインエントランス、
使わなかったのか!
この動画を見ますと、天皇皇后両陛下はウェストミンスター寺院のメインエントランスとなる西側の入口は利用せず、座席に近い北翼廊(North Transept)の入口から入場されたようです。※下記の【図1】参照 天皇皇后両陛下が入場された北翼廊(North Transept)の建物内側には来場者を撮影するカメラの設置がなかったみたいですね。恐らく、西側のメインエントランス前にも来場者を乗せて来た車があったものと思われます。それで、天皇皇后両陛下のお姿があんまり映ってないのか～。。。「エリザベス二世の葬儀に世界の指導者・要人が参列」とタイトルの付いた動画に天皇皇后両陛下の姿がなかったのは残念に思えてなりません。。。
そしてこの「sky news」の動画はあまりメジャーどころに配信されていないようなんですよね。。。日本のテレビのワイドショーなんかでも天皇皇后両陛下の葬儀での様子を伝えている番組があんまりなくて、テレビを見ているだけのボクとしてはちょっと寂しいな～と。。。エリザベス女王の国葬で天皇皇后両陛下の存在感が薄い気がしちゃつたんですよ。
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実際、天皇皇后両陛下はエリザベス女王国葬の際、会場のどの辺の席にいらしたのか?
「米大統領 国葬で14列目のワケ」「日本の天皇の姿も」… 米英メディア報じる(安部かすみ)#Yahooニュースhttps://t.co/0kogR1wExQ
— ミズトリヒロユキ (@free_fowls) September 20, 2022
ウェストミンスター寺院に到着された時の動画は、ほんの一瞬しかなかった天皇皇后両陛下ですが、葬儀が行われたウェストミンスター寺院では会場のどの辺の席にいらしたのか?上記のtwitterの記事によりますと、天皇皇后両陛下は６列目の座席につかれたとのことです。
この６列目の席ってどんな席?
って気になりますよね。ウェストミンスター寺院の平面図に天皇皇后両陛下の座席を落とし込みますと、以下の位置になります～。
【図1】
画像出典：maps.thehunthouse.com(一部加工して掲載)
| 北翼廊(North Transept)／海外の王族の方たちの座席 天皇皇后両陛下の座席(６列目) | |
| 南翼廊(South Transept)／イギリス王族他、海外の国家元首の方たちの座席 バイデン大統領夫妻の座席(１４列目) |
ピンク色のエリアの座席の最前列にはヨーロッパの王室の方たちが占めていたといいます。ヨーロッパの王室の方たちはエリザベス女王の親族関係にあたる国も多いため、必然的に前の方になります。あと考慮されるのは在位期間が長い方から前の座席になるとの事。令和天皇の徳仁(なるひと)天皇は在位４年目という事もあり６列目の席になったものと思われます。
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図面ではイメージしずらいので、実際の葬儀の画像で説明しますと、上記のBBCの動画のタイムテーブル「４：１０：５９」のシーンのスクリーンショットが下記になります。天皇皇后両陛下の姿がしっかり映っています。
※天皇皇后両陛下の探し方
画像の上を北、右を東、下を南、左を西とします。エリザベス女王の棺から見て、北東に延びる通路があります。
２人目の赤い衣装の衛兵のすぐ東隣に皇后陛下のお姿があります。その東隣に天皇陛下のお姿があります。
画像からもお分かりの様に、葬儀の間、常に視界の中にエリザベス女王の棺が見えるというとても配慮されたお席だったようです。アメリカのバイデン大統領夫妻の席は、向かい合うブルーのエリアの１４列目だったことを考えますと、実際のところは存在感が薄いなんてことはなく、しっかりVIP待遇だったものと思われますー。
※Youtube動画のスクリーンショットの引用掲載は加工厳禁の為、マークを入れることができませんでした。ご了承ください。
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まとめ
エリザベス女王の国葬、荘厳で物凄かったですね。子どもたちの歌う讃美歌がとても印象に残った葬儀でした。天皇皇后両陛下は、専用車両での会場入りを許可されていましたが、あえてイギリス政府が警備や交通渋滞を鑑みて準備した乗合バスでの会場入りを承諾され、各国の首脳の方たちと共にウェストミンスター寺院にに来場されました。そのおかげで、不運にもメインエントランスからの入場が出来ずに、世界にニュース映像が配信されるカメラにお姿が映らないという事態になってしまいました。日本人としては、非常に残念に思いましたよ～。
国葬前夜のレセプションに皇后陛下が参加されなかったのでちょっと心配していましたが、天皇皇后両陛下そろって葬儀に参列出来て本当に良かったです。２泊のロンドン滞在、あっという間でしたね。天皇皇后両陛下は現地時間の９月２０日夜２１時頃、帰国の途につかれたとのことです。
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