大谷翔平メジャー通算200号ホームランボールの回収は不可能か?

日本時間2024年4月13日、大谷翔平選手が松井秀喜選手が保持していたメジャー通算日本人最多ホームラン記録に並ぶ175号ホームランを達成し、その後、4月22日には新記録を樹立、176号ホームランを放ちました。ドジャース球団側は、この2つのホームランボールは特別な記念球として回収予定でしたが、どちらもホームランボールをキャッチした方の同意が得られず、回収に失敗しています。大谷翔平選手、2024年のシーズンにはさらに大きな記録、メジャー通算200号ホームランが出るのはほぼ確実です。しかし、175号も、176号も回収失敗なら200号ホームランボールの回収はなおさら不可能であろうと推測できます。ドジャース球団側が記念球を回収できない理由について解説します。

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大谷翔平のメジャー通算200号ホームランボールの回収が不可能な理由

大谷翔平メジャー通算200号ホームランボールの回収が不可能な理由は、大谷翔平選手のメジャー通算175号、176号ホームランボールの回収にドジャース球団側が失敗しているからです。

175号、176号ホームランボールの回収に失敗した理由

大谷翔平選手のメジャー通算175号、176号ホームランボールをドジャース球団側が回収できなかったのは、その前の大谷翔平選手の今季第1号ホームランボールの回収をドジャース球団側が強引に行ったことが関係しています。

ホームランボールを持ち帰るなら、
そのホームランボールが本物であるという
MLB認定を行わない

ドジャース球団側がこのような脅し文句とも取れる発言をして、ホームランボールをキャッチしたアンバー・ローマンさんに記念品との交換を迫りました。

大谷翔平選手の今季第1号ホームランボールの価値は10万ドル(日本円で約1546万円) ともいわれています。そのボールと、引き換えにされたのが以下の記念品です。

• サイン入りキャップ2個
• サイン入りバット1本
• サインボール1個

ロサンゼルスタイムスの記事によりますと、これらの記念品の価値はオークションに出しても恐らく1万ドル(日本円で約154万円)未満の価値しかないといいます。このドジャースとのやりとりについて、不愉快な思いをしたとしてアンバー・ローマンさんはメディアに訴え、ドジャース球団が批判を浴びる事になりました。

大谷翔平の今季第1号ホームランボールを巡る騒動を伝える現地メディア