元横綱白鵬(元宮城野親方)は2025年6月9日の記者会見で日本相撲協会からの退職を発表。退職後は「世界相撲グランドスラム構想」を掲げ、アマチュア相撲を世界に広げる新事業を立ち上げると宣言。新事業のスポンサーにはトヨタ自動車の豊田章男会長がサポートに入る事を匂わせました。なぜ、トヨタ自動車の豊田章男会長が白鵬の為にそこまでするのか? 2人の関係性、親密になった理由について解説します。

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【特定】白鵬所有の日本橋の土地はどこにある?





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なぜ支援?トヨタ会長豊田章男と白鵬の関係/親密になった理由

トヨタ自動車は、大相撲の統括・運営を司る日本相撲協会のサステナビリティ活動(持続可能な社会づくりのための取り組み)におけるパートナー企業です。トヨタ自動車には実業団の相撲部もあり、日本の国技・相撲に関する支援を続けてきました。
そしてトヨタ自動車の豊田章男会長と白鵬さんの関係、二人が親密になったきっかけは、2010年の7月場所(名古屋場所)だったと言われています。
2010年、大相撲の世界では
とんでもない大事件が起きました。
2010年5月、
相撲界で力士や親方など数十名が野球賭博に関与し、
32名が処分を受ける大事件が発生しました。

この影響で、7月に開催予定だった「7月場所(名古屋場所)」の中止が検討されましたが、NHKの生中継の中止や優勝力士への天皇賜杯贈呈の取りやめなどの対応がとられ、最終的に「7月場所(名古屋場所)」は開催されました。
日本中から相撲界に非難の目が向けられる中、ひとり気を吐く力士が横綱白鵬でした。白鵬さんはこの2010年「7月場所(名古屋場所)」で以下の記録を達成させました。
- 2010年7月場所(名古屋場所)、全勝優勝
- 15回目の優勝達成
輪島の記録14回を超えました。 - 47連勝達成
大鵬の記録45連勝を上回りました。 - 3場所連続15戦全勝優勝
1949年5月場所以来の快挙 - 年間3回全勝優勝
史上初
地元名古屋開催の7月場所が大相撲野球賭博問題で散々な目に合う中、この白鵬さんの活躍を喜んだのが、当時トヨタ自動車社長だった豊田章男さんでした。上記の様な輝かしい記録苦共に「7月場所(名古屋場所)」に優勝した白鵬さんが天皇賜杯を受け取れなかったことを気の毒に思い、自社の技術部に発注して作られたオリジナルのトロフィーを、白鵬さんに手渡したと言います。そしてトロフィーの箱には、「名古屋場所を盛り上げてくれてありがとう。感謝」と豊田章男さんの直筆のメッセージが添えられていたと言います。
この2010年の「7月場所(名古屋場所)」から
トヨタ自動車の豊田章男さんと白鵬さんの親密な関係が
スタートしたと言われています。
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豊田章男さんはどのタイミングで白鵬さんにトロフィーを贈ったのか? が謎でした。名古屋場所の表彰式の現場で贈ったのかな? と思ったらそうではありませんでした。「7月場所(名古屋場所)」終了後に名古屋市内の飲食店で開かれた白鵬さんのプライベートな祝賀会に、豊田章男さんが足を運び、白鵬さんにトロフィーを贈ったとの事です。その時の様子は「加藤厚税理士事務所の公式ブログ」に綴られています。
豊田章男さんからトロフィーを贈られたことを恩義に感じていた白鵬さんは、翌年2011年3月11日、東日本大震災が発生した後、同年6月17日に被災した宮城県にあるトヨタ系列の工場、「セントラル自動車宮城工場」に慰問に行き、社員300人と握手を交わすなどして激励したと言います。白鵬さんのこの行為は、豊田章男さんへの恩返しの気持ちから行ったものと言われています。
2011年6月17日
白鵬さんの慰問の様子
この様な交流がきっかけとなり、トヨタ自動車の豊田章男さんと白鵬さんは信頼関係を築き、豊田章男さんは名古屋場所開催時に、白鵬の稽古部屋を訪問するようになったとの事。2019年には白鵬さんが親方を務める宮城野部屋に豊田章男さんが愛知県豊田市のトヨタ自動車の施設・スポーツセンターを宿舎として提供するなどしていました。
まとめ
日本相撲協会を退職した白鵬さんが、今後トヨタ自動車の支援を受けて「世界相撲グランドスラム」という新事業に着手すると発表したことを受けて、なぜトヨタ自動車の豊田章男会長は白鵬さんを支援するのか? 二人の親密な関係はいつ始まったのか? について解説しました。
2025年6月6日の「日刊スポーツ」の記事によると、アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の会長の有力候補に、トヨタ自動車の豊田章男さんの名前が上がっていると報じています。
大相撲の統括・運営を取り仕切る日本相撲協会と、アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟はよく似た名称の組織ですが別組織で、その関係性も深くないとの事です。(※「日刊ゲンダイ」の記事参照)
日本相撲連盟には国際相撲連盟と言う下部組織があり、すでに世界に向けて相撲を広める活動が行われています。
だとするとほぼ同じタイミングで、トヨタ自動車の豊田章男さんが日本相撲連盟の会長に就任し、白鵬さんが日本相撲協会を退職して、「世界相撲グランドスラム構想」に着手するのであれば、二人が連携している可能性がありますよね。
白鵬さんがすでに機能している国際相撲連盟を利用して「世界相撲グランドスラム構想」を推し進めるのであれば、案外計画はスムーズにいくかもしれません。しかし日本相撲協会の大相撲とは相いれない競技になりそうですけどね。
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大相撲はやはり神事であるからこその儀式や様式美が相撲の魅力でもあるわけで、単純にスポーツで割り切れるものではありません。伝統芸能の歌舞伎などと同様に興行性も高いですし、完全な勝ち負けにこだわった勝負の世界ではなく、演出(ガチの勝負ではない取り組みもある)の入った世界であることも日本人は理解しています。大相撲が海外から注目されているのも、日本にしかないあの相撲の独特の世界観がウケているものと思われます。

UnsplashのFlorian Hahnが撮影した写真
おかしな髪型でまわしを付けた巨漢二人が、やぐらの下にある円が描かれた土俵で戦う。審判をしている行司の服装も独特。試合が行われる国技館の様子も独特。何もかもが独特で日本にしか存在しないもの。。。外国人から見たら相撲はそれらのミステリアスな要素がとても重要なわけで、全て合理的にしてしまうと、あまりにも単純すぎるスポーツでしかない、ということになってしまうかもしれません。スポーツとしての単純な面白さはありますが、勝負が一瞬でついてしまうものですから、例えばプロスポーツとして2時間番組を放送するとなると、相当数の選手が出場する必要があります。それらの選手がみなプロとして生活していけるだけのお金が稼げるのか? という問題も出てきます。プロスポーツとして成立するかは疑問です。
白鵬さんが目指す「世界相撲グランドスラム構想」は大相撲とは切り離して進めていく必要がありそうです。今後の展開に注目です。
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