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【スノボ五輪】斯波正樹のフッ素失格なぜ起きた?原因判明か?

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ミラノ・コルティナ五輪、現地時間2月8日に行われたスノーボード男子パラレル大回転の予選で、禁止されている「フッ素」が使用していたボードから検出され失格となった斯波正樹(しばまさき)選手。当初、斯波正樹選手は「何がどうなっているのか分からない」と困惑されていましたが、その後、斯波正樹選手に競技用スキーワックスを提供しているメーカーが声明を発表したことから、なぜ斯波正樹選手のボードから「フッ素」が検出されたのか? その原因が見えてきました。本記事では、現在判明した事実を整理し、失格となった原因に迫ります。

【スノボ五輪】斯波正樹のフッ素失格なぜ起きた?原因判明か?
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目次

【スノボ五輪】斯波正樹選手の「フッ素失格」なぜ起きた?原因判明か?

斯波正樹選手(左)

2026年2月10日、斯波正樹(しばまさき)選手を支援する競技用スキーワックスメーカーの「ハヤシワックス」社が、今回の騒動に関する声明を発表しました。斯波正樹選手も失格判定後に自身のインスタグラムで事情を説明していましたが、この2つの情報を合わせると、かなり状況が鮮明になってきます。

現時点で分かっている情報を元に、
結論から言うと、
斯波正樹選手が失格になったのは、
用具メンテナンスを専門としないスタッフが
斯波正樹選手が指示したワックスとは

別のものを使用したために
「フッ素」がボードに付着した可能性がある。

ということのようです。

以下で詳しく解説します。

「ハヤシワックス」社の声明によると、斯波正樹選手が失格となった予選に使用されていたワックスは、これまで斯波正樹選手を支援してきた「ハヤシワックス」社の製品ではない、海外製のワックスであったことが判明しました。

であるなら、
失格の原因はこの海外製のワックスか?
と言えばそうとも言い切れません。

「フッ素」を含んだ製品は、公式競技では禁止されていますが、一般のスキーヤーやスノーボーダーは問題なく使用している物なので、「フッ素」成分はどこででも付着する可能性があります。

ワックス自体に「フッ素」が含まれなくても、ワックス施工で使用するブラシなどの用具から付着する可能性があります。国際スキー連盟(FIS) で「フッ素ワックス」が全面禁止になった2023年以降、意図せずスキー板やスノーボードに「フッ素」が付着することを避けるために、メンテナンス用品の徹底的なクリーニングが実施され、残留「フッ素」が懸念される用具やバッグについては破棄され、新品と交換されました。なので、「フッ素」の付着はワックス以外にもメンテナンスする道具や収納バッグにまで気を配る必要があります。

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さらに今回、斯波正樹選手のボードにワックスを施工したのは、斯波正樹選手専属の技術スタッフ(サービスマン) ではなく、コーチが便宜的に行っていた事が分かりました。

一般人は、コーチもワックスの施工が出来るだろうと考えがちですが、技術スタッフ(サービスマン) の作業は、専門的知識を必要とする職人の仕事になります。F1レースに例えるなら、技術スタッフ(サービスマン) の仕事はメカニックの仕事と言えます。なのでコーチが技術スタッフ(サービスマン)の仕事を100%こなすことは非常に難しいと言わざるを得ません。

「ハヤシワックス」社の声明にも、「(斯波正樹選手がワックスがけを依頼した)コーチは弊社ワックスに対しての施工経験が無かったため、他国チーム側で使用されていた海外製ワックスを施工した。」とあります。さらに、「他国チームのサービスマンと同じ内容をすべて教えてもらって塗っている」とコーチから斯波正樹選手は報告を受けていたと書かれていることから、

この時点で斯波正樹選手は
いつものルーティンから大幅に逸脱し、
「フッ素」混入のリスクを負ってしまった

と言えます。

・他国のチームのワックスを不用意に使用した。(自国の信頼のおけるワックスを使用しなかった)
・他国のチームのサービスマンの指示通り作業を行った。(他国に悪意があった場合、「フッ素」混入を避ける事が出来ない状況だった)

こうした状況であれば、その他国のサービスマンがたとえ善良な人物であったとしても、斯波正樹選手のボードに「フッ素」が付着する危険性は少なからず存在していたと言えます。

斯波正樹選手にワキシングを指示されたコーチが「このメーカーのワックスは施工したことが無いからやり方が分からない」と話していたら、また状況は変わっていたかもしれません。

そして、今大会においては、ノルディックスキー女子距離スプリント・クラシカルスキーでも、韓国の女子選手2人のスキー板から「フッ素」が検出され失格となっています。こちらは「フッ素フリー」を謳うワックスに「フッ素」成分が混入していたという、まさかの事態が原因とされています。

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斯波正樹選手のボードに
ワックスを施工したコーチも、
意図せず、
この他国のトラブルに巻き込まれてしまった
のかもしれません。

※本記事は、斯波正樹選手のボードにワックスを施工したコーチを責める意図はありません。

斯波正樹選手は「失格」を防ぐことはできたのか?

今回の斯波正樹(しばまさき) 選手の「フッ素」検出による失格は、未然に防ぐことはできなかったのか? 斯波正樹選手は自身のインスタグラムで、今回、通常通りのボードメンテナンスが出来なかった理由として、「宿泊地とワックスキャビン(ボードのメンテナンスを行う場所) が離れている」ことを挙げています。

【前略】

今回のオリンピックでは宿泊地とワックスキャビンが離れており、加えて、いつも依頼しているサービスマンも事情により別の場所に滞在していたため、物理的・時間的な制約から、今回は便宜的にチームコーチにワックス作業を依頼しました。(エッジ作業は自分で行っています)

【後略】

引用:斯波正樹選手の「インスタグラム」より

ミラノ・コルティナ五輪でスノーボード男子パラレル大回転に出場するのは斯波正樹選手ただ1人でしたので、何かしらの不便を強いられているのかと思い、宿泊地とワックスキャビンの位置関係を確認しました。

スノーボード競技全種目が開催されるのは、リビーニョのリビーニョ・スノーパークと言う施設です。スノーボード競技全種目のワックスキャビンは、このリビーニョ・スノーパークの施設内に設置されています。

リビーニョ・スノーパーク内にあるワックスキャビンの位置

リビーニョ・スノーパーク内にあるワックスキャビンの位置
リビーニョ・スノーパーク内にあるワックスキャビンの位置
画像出典:「SPORTS INFORMATION BOOK Freestyle Skiing」より(加工して掲載)

そして、スノーボード競技に出場する全選手は、リビーニョの選手村に滞在する事になっています。ミラノ・コルティナ五輪の公式ホームページによると、リビーニョの選手村はリビーニョにある既存の3つのホテルが使用されるとあります。

リビーニョの選手村に使用されるホテル

リビーニョの選手村に使用される具体的なホテル名は伏せられていますが、上記の画像に写る4つのホテルのいずれか3つではないかと推測します。

  1. シャレー・セラヴィ(手前の切妻屋根3棟)
  2. アルペン・ビレッジ・ホテル(左奥オレンジ色)
  3. シャレ―・パンドラ(アルペン・ビレッジ・ホテルのさらに奥)
  4. ホテル・インテルモンティ(右奥の切妻屋根とさらに奥の3棟)

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このホテルエリアから、リビーニョ・スノーパークまでは、車で約5分、1.8キロの距離です。

ホテルエリアから、リビーニョ・スノーパークまでの距離

一般人の感覚ですと、選手村のホテルと競技会場が車で5分の距離であったら、それほど離れているとは感じません。それに選手村のホテルには、選手全員が滞在するので、ワックスキャビンまでの距離の条件は皆同じです。ということは、

斯波正樹選手の
専属技術スタッフ(サービスマン) が
別の場所に滞在していた

という事が、
今回の騒動を招いた要因かもしれません。

その技術スタッフ(サービスマン) が別の場所にいたという事は、私用でどこかにいたわけではなく、スノーボード以外の競技のスタッフとして、リビーニョ以外の開催地にいたと思われます。

斯波正樹選手の失格の原因は、
ミラノ・コルティナ五輪の開催地が
複数個所に分散したことに大きな要因があった
のかもしれません。

スノーボードのチームジャパン、代表選手20名に対して、技術スタッフ(サービスマン) が4名の体制では

結果的に、
技術スタッフ(サービスマン)の数が足りなかった
という事ではないかと思われます。

まとめ

ミラノ・コルティナ五輪で、禁止されている「フッ素」の成分がボードから検出され、斯波正樹選手が失格になった事を受け、なぜそのような事態を招いたのか? についてワックスメーカーの声明と、斯波正樹選手の説明を元に考察しました。

考察の結果、腕のいい技術スタッフ(サービスマン) は、様々な競技の選手の用具のメンテナンスを引き受けていると推測されます。それが今回のミラノ・コルティナ五輪では、競技別に分散し7都市で開催されたことから、技術スタッフ(サービスマン) の配置が十分に行えなかったことが一番の原因のようです。

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それに加えて、「フッ素フリーワックス」に「フッ素」成分が混入したいわば「不良品」が大会に持ち込まれていた事が、意図しない「フッ素」の検出に繋がってしまったようです。

斯波正樹選手と「ハヤシワックス」社はとんだ迷惑を被りましたが、「ハヤシワックス」社がきちんと釈明の声明を発表したことで、同社の製品が「フッ素」成分を含まない確かなワックスであることが合わせて世界に報じられましたから、これはかえって大きな宣伝に繋がったともいえるでしょう。

一般に公表されるかは不明ですが、ノルディックスキー女子距離スプリント・クラシカルスキーの韓国の2選手を失格に追いやった「不良品」のワックスメーカーの情報を五輪内で共有しないと、さらに「フッ素」成分検出で失格になる選手が出てくるかもしれません。今後の展開に注目しましょう。

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