2025年12月15日の東京・赤坂の高級個室サウナ店での火事について、当時の状況が少しずつ明らかになってきました。「報道ステーション」の報道によると、司法解剖の結果、被害に遭ったご夫婦の旦那さんの拳の部分に皮下出血が確認されました。また、サウナ室のドアのガラスの部分には、擦られたような痕や叩かれたような痕が残っていたといいます。これらの状況から、お二人がサウナ室からの脱出を試み、サウナ室のドアのガラスを割ろうとしていた可能性が高いと推測されます。サウナ室のガラスドアは大きく、一見すると容易に割れそうに見えます。しかし、結果的に割ることはできませんでした。本記事では、なぜサウナ室のドアガラスを割ることができなかったのか? について考察し、解説します。

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【赤坂サウナ火事】サウナ室のドアガラスはなぜ割れない?
【赤坂サウナ火事】死亡男性の“手”に皮下出血
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) December 17, 2025
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警視庁キャップ 石出大地 記者
「ある捜査幹部によると、現場検証ではサウナストーンが置かれている場所に、サウナ内にあったスノコが立てかけられてあった。これは2人が熱さを回避しようとした形跡とみられている」… pic.twitter.com/oYhWP5FAQP
12月15日、東京・赤坂の高級個室サウナ店で発生した火事は、被害に遭ったご夫婦が利用していたサウナ室に閉じ込められてしまった可能性が高いとみられています。司法解剖で被害男性の拳に皮下出血が確認され、サウナ室のドアのガラス部分から擦れた痕や叩かれた痕が確認されました。このことから被害男性はサウナ室のドアガラスを殴って割ろうとしていた可能性が高いと推測されます。また、タオルにサウナストーンを包んで振り回し、遠心力を利用してドアガラスを殴打してガラスを割ろうとしていた痕跡も確認されたといいます。
火事が発生したサウナ室のドアは、
ガラス面積も大きく、
容易に割ることができそうなのに、
なぜ割ることができなかったのか?
結論から言うと、
サウナ室のドアのガラスは
強化ガラスが用いられるのが一般的なので、
容易に割ることができません。
通常の窓ガラスに用いられるソーダガラスは、耐熱性が低く80℃程度までしか耐えられません。サウナ室は室温が80~100℃程度にまで上昇するので破損の可能性が高いです。さらに温度差にも弱く60℃程度の温度差があると破損すると言われています。(※「安中特殊硝子製作所」のホームページ参照) サウナ室の室温が100℃の時、サウナ室の外の室温が25℃であれば温度差が75℃となり破損する可能性が高いと言えます。
一方、強化ガラスの耐熱温度は150~200℃です。また180℃の温度差に耐えられるとされていますからサウナ室での使用に問題なく耐えられます。(※「コダマガラス」のホームページ参照)
サウナ室のドアに強化ガラスが用いられる理由は、耐熱性よりもむしろ安全性が重視されるためです。強化ガラスは割れるとガラス全体が一瞬で粉々になりますが、鋭利な破片を形成せず、細かい粒状の破片になることから、裸に近い状態で利用するサウナには打ってつけのガラスといえます。
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強化ガラスを素手で割るのは困難
強化ガラスが割れにくいことは
以下の動画を見るとよくわかります。
上記の動画を見ると、通常のハンマーや木製バットで力いっぱい叩いても割ることはできませんでした。地上150センチ程度の所からボーリングの球を落としても強化ガラスは割れませんでした。強化ガラスが割れたのは、先端の尖ったハンマーで叩いた場合のみでした。
これだけ強度の高い強化ガラスであれば、サウナ室に閉じ込められた被害男性が、素手でドアガラスを殴った程度では強化ガラスを割ることができなかったことにも納得できると思います。報道では、男性はサウナストーンをタオルに包んで即席で殴打用の武器を作って振り回し、遠心力を利用した棍棒の要領でドアガラスを破ろうとしたようですが、これもおそらく、現場が非常に狭かったからでしょう、タオルに包んだサウナストーンを十分に振り回すことができず、強化ガラスを割るには至らなかったと考えられます。
その後、サウナストーンの熱で包んでいたタオルが発火した可能性もあると報じられています。
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一般的に、強化ガラスを破砕するには、先端の尖った専用のハンマーが用いられます。現在は携帯しやすいキーホルダ上のバネ式のハンマーもありますが、現時点(2025年12月) ではJIS認定品ではありません。緊急時に使用するものなので、JIS認定品から選ぶとなると、「長谷川刃物株式会社」の「緊急脱出ハンマー/RE-20-J」がおすすめです。
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一般的なサウナ施設で、サウナ室のドアにレバー式ドアノブが採用されるケースは非常に珍しいとの事なので、サウナ室に閉じ込められる事故はそう頻繁には起きないでしょうが、こうしたハンマーの設置がサウナ施設に義務化されるまでは、あくまで自己責任にはなりますが、災害時の備えとして検討する人もいるでしょう。備えあれば憂いなしですからね。
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まとめ
12月15日に東京・赤坂で発生した高級個室サウナでの火事で、被害に遭ったご夫婦がサウナ室に閉じ込められた際、ドアガラスを割ることができなかった理由について考察し、解説しました。
今回の火事は、サウナ室のドアノブの不具合や、非常ベルの電源が入れられていないことが常態化していたなど、サウナ施設側の過失が問題視されています。今後の捜査で、厳しい処分が下る可能性も指摘されています。
被害に遭われ亡くなられたご夫婦のご冥福をお祈りいたします。
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