【VIVANT】赤いコートの女が柚木薫ではない2つの理由／ただのエキストラ説

TBSドラマ日曜劇場「VIVANT」の第1話、バルカ国際銀行に乃木憂助とGFL社アリ社長が訪れ、誤送金された1億ドルの行方を探るシーンで画面に赤いコートの女が不自然に映り込み、この赤いコートの女は二階堂ふみさん演じる柚木薫なのではないか? という考察がネットでは盛り上がっています。しかし、当記事では赤いコートの女は単なるエキストラではないかと考えます。赤いコートの女が柚木薫(演 二階堂ふみ)ではない2つの理由を根拠を示しつつ解説します。

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【VIVANT】赤いコートの女が柚木薫ではない2つの理由／ただのエキストラ説

下記が、問題の赤いコートの女が映り込んでいる
バルカ国際銀行前のシーンです。

赤いコートの女性が何度も銀行の入り口ドアから入館しようとする姿が映っており、確かに不自然さを感じます。シーンのつなぎ目もガチャガチャしていてスムーズではありません。この不自然さから、ここに何か伏線が張られたのでは? と考える視聴者が続出しているものと思われます。

【1つ目の理由】柚木薫であることの必要性がない。

赤いコートの女が仮に柚木薫だった場合、彼女はこの場で何をしたのか? という疑問が出てきます。仮にGFL社のアリ社長と銀行の入口で接触したとしても何をやり取りしたのか? 誤送金された1億ドルはダイヤモンドに換えられていますが、そのダイヤモンドはバルカ国際銀行の頭取から、ザイールに直接手渡されていて、その場にGFL社のアリ社長は同席していません。よって、GFL社のアリ社長の手にダイヤモンドは無いわけで、バルカ国際銀行の入り口付近で、GFL社のアリ社長が赤いコートの女にダイヤモンドを手渡す事は不可能となるわけです。そうなりますと、このシーンに柚木薫が登場する意味がないわけなんですよ。したがってこの赤いコートの女は柚木薫ではないと言えるのではないでしょうか。。。

ただの現地エキストラだと思います!

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【2つ目の理由】ロケ地モンゴルでは赤いコートは特別なアイテムではない。

視聴者が引っかかっているのは、柚木薫役の二階堂ふみさんがメインビジュアルで真っ赤なドレスを着ていることから、このバルカ国際銀行前で映り込んだ赤いコートの女とを結びつけようとしているのではないでしょうか?　こんな派手な赤いコート、何もないわけないよね!?という思考なんだと思うんですが、ドラマ「VIVANT」が撮影されたモンゴルでは、赤い服を着た人が一定数いるんですよ。

下記はモンゴルの首都ウランバートルの一般の人々を撮影した動画です。表示速度を倍速にして、画面の隅々まで見てみますと、赤い服を着た男性、女性、子供たちが一定数いることが分かります。赤い服の人が「多い」とまではいいませんが、そこそこいるな～という感じなんですよ。

日本では赤いコートを始め赤い服を着た人はめったに見かけません。それは赤い服を常に着ているタレントのカズレーザーさんを思い浮かべれば、日本で赤い服を着ることがいかに特殊な事であるかが理解できると思います。

赤い服といえばカズレーザー

日本で赤いコートを着た女性がいるとしたら、それはクリスマスシーズンにオシャレ好きの華やかな女性が着るくらいでオシャレ上級者アイテムというイメージですが、中央アジアのモンゴルでは赤い服は日常的に割と着ている方たちが多いんですよ。

モンゴルの首都ウランバートルの一般の人々