【シナントロープ】公式よりも詳しい最新相関図

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10月期ドラマの中で、あまり話題なっていませんが、かなり面白いのが、テレビ東京ドラマプレミア23の枠で放送しているドラマ「シナントロープ」です。「シナントロープ」はとある街の小さな個人経営のバーガーショップで働く若者と裏社会の組織が交錯する青春群像ミステリードラマです。映像や音楽、笑いのセンスもかなり高めで、非常にカッコイイ仕上がりのドラマになっています。10月20日に第3話が放送され、ドラマの世界観がようやく見えて来たのでドラマ公式ページよりも分かりやすい相関図を作成しましたのでご覧ください!　※この記事はドラマ「シナントロープ」の視聴者向けです。

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【シナントロープ】公式よりも詳しい最新相関図

公式相関図

ドラマ「シナントロープ」の登場人物相関図はもちろんドラマ公式ページに掲載はされていますが、情報量が非常に少なく、登場人物の繋がりが見えてきません。本記事では、現時点で判明した事実と推測も含めた相関図を作成します。

このドラマは登場人物が多く、1つの相関図に全員の関係性を全て入れ込むのは現時点では困難と判断したので、テーマごとに個別の相関図を作成します。

裏組織バーミンの「折田」の相関図

ドラマ「シナントロープ」は、メインキャストの人数が非常に多いのですが、主人公に設定されているのは、都成剣之介(演 水上恒司) と水町ことみ(演 山田杏奈) のようです。

都成は、見たものを瞬時に記憶できる能力を持ちながら、その能力を生かしきれずにさえな生活を送っている大学3年生(年齢推定20歳)。水町は気が強くトラブルに自ら首を突っ込むタイプの女の子で、都成と同じく大学3年生(年齢推定20歳) です。本来であれは、この二人を中心にして相関図を作るのがセオリーですが、第1話で主人公が働くバーガーショップで強盗事件が起きるシーンから話が始まっていることを受けて、犯人側(裏組織バーミン側) の登場人物目線での相関図をまず作成しました。

犯人側(裏組織バーミン側)をメインにした相関図
追記　11月18日更新
※クリックすると拡大します

ドラマ「シナントロープ」は非常に情報量が多く、裏組織バーミン側の相関図一つとっても上記のように複雑になってしまうんですよ。現時点で第5話が終了していますが、このドラマのは、シマセゲラから脅迫状を受け取った折田(演 染谷将太) が、シマセゲラを探し出そうとすることでストーリーが進んでいくようです。どうやら、折田はバーガーショップ「シナントロープ」の新オーナー・水町がシマセゲラの関係者だと考えていましたが、どうやら関係なさそうと思い始めています。しかし、バーミンの睦美は脅迫状の筆跡から「シナントロープ」のスタッフの中にシマセゲラがいると確信しているようです。

追記　11月18日　第7話では、5歳の水町を閉じ込められた自宅から救出したシマセゲラは、自身が「シマセゲラだ」と名乗ったわけではなく、キツツキのシマセゲラと似た服装をしていた事から、水町が勝手に名付けたあだ名ではないかという事が分かりました。また、折田らバーミンは、シマセゲラはバンド「キノミトキノミ」のドラム、セイではないかと推測しているようです。第7話では、張り込み中のおじさんと若者の正体は判明せずでした。

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「水町」と「都成」と「おじさん」と「若者」の相関図

次に作成する相関図は、「水町」と「都成」と「おじさん」と「若者」に関する相関図です。

第1話～第3話にかけて、折田(演 染谷将太) はシマセゲラの関係者は水町(演 山田杏奈) ではないかとあたりを付けて、シマセゲラからの脅迫文と同じものを水町に送りつけ、彼女の反応を観察していましたが、水町はシマセゲラに接触することはなく、折田は当てが外れた形になっています。

しかし、第1話で水町は、「シマセゲラは1度私を助けてくれたんだ」とシナントショップの同僚の里見奈々(演 影山優佳) に話していました。そもそも、シマセゲラとはキツツキの名前ですから、人に鳥の名前のニックネームを付ける水町ですから、水町とシマセゲラの間には何らかの関係があると思われます。

第4話の予告編で、水町は5歳の時に、父親から虐待を受けていたことが明かされました。第5話では、5歳の水町は父親によって家に閉じ込められ、1日1回弁当が与えられるのみでしたが、それもなくなって飢えから生命の危機に陥ったことが判明しました。

また、水町は幼い頃、自分が見えていた動くものは鳥しか見えていなかった、と都成(演 水上恒司) に話していたのは、閉じ込められた家からは窓から外を見るしかなかったという事のようです。

追記　11月4日　第5話で水町は父親に家に閉じ込められひとりきりにさせられていた事が判明。1日1回、弁当が配給されたがそれもなくなり空腹で意識が薄れる中、シマセゲラに救出されたとの事。その時シマセゲラは右腕を負傷していた。第5話ラストで折田の右腕に大きな古傷があることが判明。水町がそれを塚田のライブの際に折田の腕の傷を確認する。

第3話では、ハシビロコウ(志沢匠／演 萩原護) が、「水町はシングルファーザーの家庭で育ち、5歳の時に父親が亡くなり、その後は祖母と暮らしてきた」と都成に報告しています。

また、都成についても幼少期の5歳の時、見たものを瞬時に記憶できる特性からひき逃げ犯の車のナンバーを記憶して犯人逮捕に協力したとして、警察から表彰されていた過去があります。

さらに、劇中では、謎の19歳の若者(演 栗原颯人) と39歳のおじさん(演 山本浩司) が向かいのアパートの部屋に人が返ってくるのをひたすら待っているシーンが描かれています。

ここに登場するおじさんと、現時点ではまだ関連の分からない水町が同じセリフを口にしていました。二人とも「圧倒的な力でねじ伏せようとする奴が許せない」と言っています。このセリフから、水町を助けた事があるというシマセゲラはこのおじさんではないか? とも考えられます。

※追記　11月4日　ドラマではシーンの変わり目で、同じセリフのフレーズがリレー形式で繋がっていく映像手法がとられています。しかし、水町とおじさんのセリフの一致はこのシーン変わりの映像手法ではなく、ストーリー的に関連があると筆者は考えています。

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また、おじさんは折田(演 染谷将太) が部屋にやってくるのを待って、向かいの建物で張り込みを続けています。おじさんは、折田が部屋に戻ったら折田の金庫から現金を強奪しようとしています。折田からしてみたら、このおじさんこそが、脅迫状を送り付けた人物、シマセゲラだと考えるかもしれません。

※追記　11月12日　第6話でおじさんと若者が張り込んでいるシーンは時間軸が異なっていることが、おじさんが買い物したレシートの消費税額から判明しました。レシートの消費税が5%になっており、明らかに現代ではありません。また、おじさんは弁当を3個、水を3本購入していた事から、おじさんが水町の父親で、弁当の一つを自宅に閉じ込めていた5歳の水町に届けていた可能性が濃厚に。

だとすると二人が張り込んでいるのは現在大学3年生設定の水町が5歳の時という事なので、14～15年前の2010～2011年頃という事になります。消費税が5%だったのは1997年4月1日～2014年3月31日まで一致します。

ただし第6話でおじさんがアジア予選の結果は日本が2対1でオーストラリアに勝利したと話していましたが、2010年、2011年のワールドカップアジア予選(サッカー)でそのようなスコアで日本が勝利した試合は現実には存在しませんでした。

※追記　11月12日　そうなると、第5話でおじさんと若者の間でコードネームを決め、おじさんが「トンビ」、若者が「キツツキ」と設定。問題の「シマセゲラ」が「キツツキ」の仲間であることを踏まえると、この19歳の若者は、染谷将太さん演じる折田の可能性が出てきました!　第1話で木場幹太(演 坂東龍汰) が「折田はだいぶじいちゃんですよ」と言っていた事から、おじさんと若者が張り込んでいる「折田」は別人で、この若者が染谷将太さん演じる折田になり替わったのかもしれません。

これらの情報を相関図にしたものが下記になります。

「水町」と「都成」と「おじさん」と「若者」の相関図
追記　11月18日更新
※クリックすると拡大します

追記　11月18日　5歳の水町を救出したシマセゲラは、キツツキの「シマセゲラ」と同じ配色の服を着ていたようです。水町が勝手に「シマセゲラ」と名付けたようなので、折田に脅迫状を書いているシマセゲラとは別人のようです。また、バンド「キノミトキノミ」のボーカルのクルミもオレンジ色の服面をしていますが、水町が見たシマセゲラは15年ほど前なので同一人物ではありません。

「折田」のマンションに関する相関図

このドラマの登場人物でマンションのオーナーをしている人物が2人出てきます。シナントロープの元オーナー・加藤(演 黒田大輔) とバーミンの折田(演 染谷将太) です。

第1話で木場幹太(演 坂東龍汰) と、都成が焼肉店で食事をするシーンがありました。そこで木場はかつて、折田の裏組織についていろいろ調べた事があり、折田の年齢は「だいぶ、じぃちゃんすよ。確か昔からやってますから」と言っていました。だとすると、染谷将太さん演じる折田と歳が合わないので、木場が言う折田は、シナントロープの元オーナー・加藤を指しているのかもしれません。加藤とバーミンの折田は親子の可能性もあります。

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※追記　11月4日　第5話では15歳の時の木場幹太が回想シーンで描かれました。父親は借金苦で自ら命を絶ち、母親はお金がなく病院に行けずに病気で亡くなり、一人になった自宅には借金取りが上がり込んで金目のものや、自分たちの身元が判明しそうなものを処分していました。その際、借金取りのひとりが「トップがガキに変わった。やってられねぇ」と話していた事から、染谷将太演じる折田が若くしてバーミンのトップに立ったことを示していました。

※追記　11月12日　上記にも記しましたが、折田を張り込んでいるおじさんと若者がいる時代が2010～2011年頃の可能性が高くなり、水町の父親がおじさんで、染谷将太さん演じる折田は若者である可能性が高まっています。シナントロープの元オーナー・加藤と染谷将太さん演じる折田は関係が無いかもしれません。

また、折田の部屋は自身が経営しているるというマンションの11階にあり、同じマンションの8階にはシナントロープの里見奈々(演 影山優佳) が住み、さらに13階には、シナントロープのお客の和服女性(演 中村映里子) が住んでいます。折田のマンションに関する情報を基に作製した相関図が下記になります。

折田のマンションに関する相関図
追記　11月12日更新
※クリックすると拡大します

※追記　11月4日　第5話ではバーミンの睦美が、2通目の脅迫状が届いたことを折田に報告していました。その際、脅迫状の住所が「翡翠台レジデンス四〇七号室」と記されていた事から、4階にも折田名義の部屋があることが判明。

追記　11月18日　8階に住む里見の部屋はコンピューターで管理されていて、娘の部屋の空調や電気、カギの情報を父親が把握し、里見の行動を監視していた事が判明。

シナントロープスタッフの恋愛に関する相関図

バーガーショップ「シナントロープ」のスタッフたちの恋愛模様に関する相関図は下記になります。

シナントロープスタッフの
恋愛に関する相関図
追記　11月4日更新
※クリックすると拡大します

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追記　2025年11月18日　バンド「キノミトキノミ」のメンバーにシマセゲラがいるのか?

11月17日放送の第7話では、バーミンに拉致されたバンド「キノミトキノミ」のベース、カシューがシマセゲラの正体がドラムのシイの可能性を白状したようです。ここへ来て、バンド「キノミトキノミ」が大きくストーリーに関わってきました。現時点で判明していることをまとめたバンド「キノミトキノミ」の相関図が以下になります。

まとめ

2025年10月6日にスタートしたテレビ東京ドラマプレミア23の枠のドラマ「シナントロープ」は、放送時間が23時06分～という事で少し遅い時間帯のためか、あまり世間で注目されていないドラマですが、10月期ドラマの中では、トップクラスに入る面白さのドラマです。

登場人物も多く、ストーリーも複雑なため、ドラマ公式ページよりもたくさんの情報を盛り込んだ相関図を作成しました。一つにまとめた相関図ではなく、パーツごとに相関図を作成したので、理解しやすくなっています。今後ドラマが進行するのに合わせて、訂正し書き換えていく予定です。ドラマ「シナントロープ」は全12話との事なので、まだまだたっぷり楽しめそうです。今後の展開が楽しみです!

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