MENU
記事カテゴリー
FREE FOWLSからのお知らせ

木村拓哉主演「ビリーブ」が面白くないと感じた5つの理由

記事内に広告を含む場合があります。
つまらなそうな顔の女性
Asierが撮影した画像

2024年4月25日にスタートしたテレビ朝日系列で放送のドラマ「ビリーブー君にかける橋ー」木村拓哉さんが主演との事でしたし、脇を固める出演者も錚々たる俳優陣でしたので、期待して観ましたが、驚くほど面白くなかったです。木村拓哉主演ドラマ「ビリーブ」が面白くないと感じた5つの理由 について解説します。

スポンサーリンク

◆ 【画像】片側に寄った1本だけのアーチ橋は実在する?ビリーブ最終回【単弦ローゼ橋】についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
【画像】片側に寄った1本だけのアーチ橋は実在する?ビリーブ最終回【単弦ローゼ橋】 

人気ブログランキング下記バナーでこのブログ応援して下さい!!!お願いします!!!

これこれ!!

【PR】Tシャツ欲しいな~と思ったら!/

沖縄・石垣島のTシャツ屋「FREE FOWLS」
沖縄・石垣島のTシャツ屋「FREE FOWLS」

スポンサーリンク

目次

木村拓哉主演「ビリーブ」が面白くないと感じた5つの理由【ネタバレあり】

ドラマスタート前に、内容やキャストについてほとんど何も語られずに、放送直前に豪華キャストが発表になり、主演を演じる木村拓哉さんはゼネコンの土木設計士を演じる事が報じられていました。木村拓哉さんが演じる狩山陸がどういう訳か、刑務所に入る羽目になる、というのがドラマ第1話スタート前に出ていたドラマの情報でした。

木村拓哉主演ドラマ「ビリーブ」が面白くないと感じた5つの理由を以下に上げます。

スポンサーリンク

理由1 ドラマ「ビリーブ」に謎がない

通常のドラマの構成では、ドラマの主人公が逮捕され有罪になり刑務所送りになる場合は、たいがい謎の人物にハメられて濡れ衣を着せられるというのが常套のパターンです。その謎の人物を見つけ出して無実を証明するって言うのが通常のドラマのテーマになるわけですが、ドラマ「ビリーブ」には謎がありません。

ドラマのキモとなる、完成間近だった龍神大橋が崩落ですがその原因は、設計した狩山陸のミスではなく、下請け会社が設計で指示したものとは別の強度の低いケーブルを発注し使用したことから、吊り橋が強度不足で崩落したのが原因と第1話で述べられています。

その事実が公になると龍神大橋を建設した帝和建設の信用が地に落ちる、社員8000名を助けてくれと社長の磯山(演 小日向文世) に泣きつかれて、狩山陸は自ら証拠書類を処分して事実を隠蔽し、単なる不慮の事故として業務上過失致死の罪を受け入れています。冤罪ではありますが、本人了承済みなわけです。

謎はどこにもないんですよ。。。

狩山陸は隠蔽を了承し、自分で証拠を破棄して裁判を受け事実を隠したまま、業務上過失致死罪の実刑をうけました。刑務所に服役した後で、「やっぱり裁判やり直してほしい」って言われても。。。このドラマのテーマっていったい何なの??? って感じなわけです。

スポンサーリンク

理由2 せっかく木村拓哉と天海祐希が夫婦なのに不仲の設定

ドラマ「ビリーブ」のキャストは全員が主演級の俳優陣が顔を揃えています。木村拓哉さん演じる狩山陸の妻・玲子役は天海祐希さんです。俳優のキャリアとしてはお二人とも凄い俳優さんです。どんな夫婦を演じるのだろうと期待していたら、すでに冷め切った夫婦として描かれました。

見たかったのは
そういう夫婦像じゃ
ないんですけど。。。

夫の一大事に妻が力になって夫の冤罪を晴らすべく注力する、ドラマ「緊急取調室」のイメージが強い天海祐希さんなら何でも解決に導けそうなパワーを秘めていますよね。そういう木村拓哉さんを全力で救おうとする天海祐希さんが見たかった!! そういうキャラは現時点では見る影もなく封印されています。

刑務所に面会に来た狩山陸は妻・玲子はガンで余命が1年であることを狩山陸に告げます。

狩山陸の刑期は1年6か月で出所した時に玲子が生きているかどうかわからないという事ならば、動揺は無理もないですが、それでも刑期はたったの1年6か月(18か月)です。大人しく真面目に務めれば刑期の1/3を経過すれば仮釈放の対象になります。たかだか6か月ですよ、妻の余命が1年なら間に合う可能性ありますよね。それなのに狩山陸が妻のために(?) 逃走しようとして、案の定失敗。なぜ、狩山陸が妻のためにそこまでしたのかの動機も視聴者には分かりませんし、狩山陸にまったく共感できる部分がないんですよ。そういうシーンが全く描かれていませんでしたからね。。。

狩山陸は逃走に失敗しましたから、懲罰房行きです。懲罰房行きなったら、6か月後の仮釈放はもう絶望的。でもその状況すらドラマ中ではしっかり描かれていません。

要するに全体的にドラマの登場人物の人物像の描き方が浅いんですよ。視聴者は登場人物のキャラがつかめないまま置いて行かれ、話だけがどんどん先に進んでいく感じでした。

スポンサーリンク

理由3 リアリティを追及したり、無視したり

ドラマ「ビリーブ」では、実際の刑務所でこの4月から導入された新ルールがドラマ中にも反映されています。受刑者の人権に配慮して、これまでは「懲役!」とか「お前!」とか乱暴に刑務所職員から呼ばれていた受刑者を「苗字+さん」で呼ぶという新ルールです。刑務所職員は受刑者から「先生」と呼ばれていましたがそれも廃止され「職員さん」「担当さん」と呼ぶように変えられました。少し前にニュースにもなっていたのでご存じの方も多いと思います。

ドラマでも、この新ルールが刑務所に適応されており、刑務所職員もまだ新ルールに慣れておらず、つい呼び捨てにしてしまう、みたいなリアルな演技があったりします。

こんな超最近の社会のルールは取り入れるのに、受刑者=坊主頭というリアリティは無視しています。受刑者は今でも2ミリの坊主頭(原型刈り)か頭頂部だけ1.6センチ、裾は全刈り上げ(前五分刈り)の2択しか許されていません。

「ビリーブ」の坊主頭ではない受刑者たち
画像出典:テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ「Believe―君にかける橋―」公式ホームページより

まー木村拓哉さんを
丸刈りにするわけにはいかなかった
という事でしょうけど。。。

ドラマ中での辻褄合わせは、上記の「さん」付けの呼び方の新ルールに「調髪変更」というルールも追加されて(実際にはそんなルールはありません) 刑務所内での髪型は自由という事にしたようです。その新ルールが記された一覧表はドラマでは一瞬しか映らず、特に解説もないことから前のめりになって観ていない視聴者には気付きにくくなっています。

画像出典:テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ「Believe―君にかける橋―」第1話より

しかし、こういった木村拓哉さんへの忖度設定が、視聴者を萎えさせるんですよ。木村拓哉さんのためにリアルで過酷な設定を緩めちゃうと、俳優業への本気度合いが疑われますよね。囚人役をやる俳優は、これまで色んな俳優さんは頭を丸めて坊主頭にされていました。それが役者魂ってやつだと思うんですよ。。。

これらのドラマ中の刑務所の新ルールのおかげで、刑務所内のシーンに緊迫感がなくなってしまいました。その点もドラマを面白くないものにしています。

スポンサーリンク

理由4 ドラマにお金がかかってない。セットが安っぽい。

ドラマの見せ場ともいえる、龍神大橋の崩落シーンはCGを使ってお金がかかってしまったからか、ドラマの端々で映るロケ地やセットがとても安っぽく見えてしまっています。また、ロケ地を適当に選んでない? というシチュエーションも多々ありました。

・ドラマ冒頭の裁判所シーンが安っぽい。

第1話冒頭の裁判シーン
画像出典:テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ「Believe―君にかける橋―」第1話より

このシーン全く裁判所に見えませんでした。現実世界で裁判所に行ったことのある人はごくごくわずかだと思いますが、映画やドラマで視聴者はこれまで何度も裁判所シーンを見てきており、一定の裁判所のイメージを持っています。今回のドラマ「ビリーブ」ではそのイメージが合致せず、

なんかこの裁判所、
セットみたいやな

という印象を視聴者に与えちゃっていると思うんですよ。実はこの裁判所のロケ地は、中央大学駿河台キャンパス内に作られた模擬法廷の施設を利用しています。

最高裁判所事務総局経理局営繕課が公表している「裁判所庁舎設計基準」によりますと、上記画像の様に3人の裁判官による「合議法廷」の場合、どんなに小さな法廷でも天井高は3.5m以上が必要と明記されています。上記の裁判所の天井、アーチ部分は高くなっていますが法廷全体的に見ますと天井高3.5mは取れていなそうです。今回のドラマ「ビリーブ」ではこの天井高が低い事で裁判シーンにリアリティを欠いてしまった、という事になります。

中央大学駿河台キャンパスは地上20階、地下1階建てのビルです。ビルの中に天井高3.5mの法廷を作るのはコスト的になかなか難しいです。でも、模擬法廷であるならば、十分な施設ではあります。しかし、ドラマの裁判シーンにはあまり向いていない、と言わざるを得ません。

スポンサーリンク

・刑務所の入口の門付近に高い塀が無く刑務所に見えない。

裁判所から国立刑務所に移送される狩山陸
画像出典:テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ「Believe―君にかける橋―」第1話より

裁判所から、国立刑務所に移送される際、刑務所の入口のゲートが映ります。刑務所と言えば高くそびえる塀が周囲をかこっているはずですが、ヌケヌケの青空で広々した景色拡がってます。このシーンを見て、「あぁ、刑務所に連れてこられちゃったのね」って思う視聴者はそんなに多くないと思います。

このロケ地は千葉県木更津市にあるクリーンセンターです。いかにもクリーンセンターといった建物ですよね。

木更津市クリーンセンター

ちなみに東京都府中市にある
府中刑務所の入口は以下のような光景です。

府中刑務所の入口

よかったらこの記事シェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次