TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある」は、昭和から令和にタイムスリップして来たハラスメント親父が巻き起こす奇想天外コメディかと思いきや、主人公・小川市郎(演 阿部サダヲ) の時空を超えた家族の物語に変化してきています。ドラマの進行がポンポンテンポよく進んでいくので、昭和(1986年)と令和(2024年)の行ったり来たりもややこしい上に、主要キャスト達のそれぞれの人生を時系列で整理しないとドラマの世界観が見えてこない状況になってきました。そこでドラマ「不適切にもほどがある」第5回終了時点で重要だと思われる主要登場人物、小川市郎、純子、犬島ゆずる、渚の人生の歩みの年表を作成しました!
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「不適切にもほどがある」最終回、伏線回収したもの、しなかったもの。【ネタバレ有】
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ドラマ「不適切にもほどがある」主要登場人物／市郎・純子・ゆずる・渚の人生を時系列で整理した年表
2024年2月23日の第5話終了時点で、ストーリー的に重要だと思われる主要登場人物、
- 小川市郎
- 小川純子
- 犬島ゆずる
- 犬島渚
の人生を並列して時系列で整理。現時点で明かされている情報をくまなく盛り込んだ年表は以下になります。
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主要登場人物／市郎・純子・ゆずる・渚の人生を
時系列で整理した年表
| 年 | 小川市郎 | 小川純子 | 犬島ゆずる 年齢不詳 | 犬島渚 |
| 1935年 昭和10年 | 10月16日生 | |||
| 1968年 昭和43年 | 33歳 | 11月6日生 (第7話で判明) | ||
| 1981年 昭和56年 | 市郎が45歳の時、純子が12歳の時 市郎の妻、小川英莉が病死  | |||
| 1984年 昭和59年 | ・10月13日／普通自動車免許・自動二輪免許同時取得 49歳になる年 | 4月／東京都立隅田東高等学校入学 15歳 | ||
| 1986年 昭和61年 | ・1月／2024年にタイムスリップ ・タイムスリップした1月は50歳 | 高校2年～3年 18歳 | ||
| 1987年 昭和62年 | 52歳 | 高校3年～大学合格 19歳 ・大学は青山学院大学(?) ・芸能事務所所属してモデル業 |  ・ディスコでウェイターを始める ・小川純子と出会う | |
| 1988年 昭和63年 | 53歳 | 大学1年～2年 20歳 | ||
| 1989年 昭和64年 平成元年 | 54歳 | 大学2年～3年 21歳 | ||
| 1990年 平成2年 | 55歳 | 大学3年～4年 22歳 ・犬島ゆずるの子供を妊娠 ・犬島ゆずると結婚 | ・ディスコで黒服の覇者になる ・小川純子に子供が出来る ・小川純子と結婚 ・市郎に結婚の挨拶に行くも認めてもらえず。 | |
| 1991年 平成3年 | 56歳 | 大学卒業(?) 23歳 ・子供(渚)が生まれる 神戸に移住 | ・ディスコを辞め、兵庫県神戸市に戻る ・家業、テーラーを継ぐ ・父親の元で修業 ・神戸に移住 | 生まれる |
| 1992年 平成4年 | 57歳 | 24歳 | ・テーラー修行2年目 | 1歳 |
| 1993年 平成5年 | 58歳 | 25歳 | ・テーラー修行3年目 | 2歳 |
| 1994年 平成6年 | 59歳 | 26歳 | ・テーラー修行4年目 | 3歳 |
| 1995年 平成7年 | ・1月16日 東京まで迎えに来た純子と共に神戸に向かう。 ・犬島ゆずるに採寸してもらう。 ・1月17日午前5時46分52秒 阪神淡路大震災発生 被災して亡くなる。 享年59歳 | ・1月16日 市郎を迎えに東京へ。 ・市郎を神戸に連れて来る。 ・1月17日午前5時46分52秒 阪神淡路大震災発生 被災して亡くなる。 享年26歳 | ・テーラー修行5年目 ・1から背広を仕立てて良いと父親から許可をもらう。 ・1着目の背広は純子の父親に贈ると決める。 ・1月16日 東京にいる市郎を背広の採寸のために神戸に呼び寄せる。 ・1月17日午前5時46分52秒 阪神淡路大震災発生 ・阪神大震災によるテーラーの被害は最小限 | 4歳 ・1月16日 母と母方の祖父が亡くなる。 |
| 2009年 平成21年 | ・18年働いた神戸のテーラーを閉めて東京移住 ・調布市にテーラーを開業 | 18歳 ・東京の大学に進学 | ||
| 2013年 平成25年 | 22歳 ・EBSテレビ入社 ・報道部に配属 | |||
| 2020年 令和2年 | 29歳 ・EBSニューヨー支局に転属 | |||
| 2021年 令和3年 | 30歳 ・ニューヨークで特派員の谷口龍介と結婚  | |||
| 2022年 令和4年 | 31歳 ・日本に帰国 ・EBSテレビバラエティ部に配属 ・妊娠発覚 産休へ | |||
| 2023年 令和5年 | 32歳 ・長男 正人出産  | |||
| 2024年 令和6年 | ・1986年からタイムスリップして2024年に来る。 ・孫の渚、ひ孫の正人、 嫁婿の犬島ゆずると出会う。 ・身体は50歳のまま、 戸籍上は88歳。 | ・1986年からタイムスリップして2024年に来る。(第6話～7話) ・渚、ゆずる、孫の正人に対面するも純子の家族であることは伏せられる。秋津真彦とも対面。(第6話) ・令和の美容院で髪をカット。担当美容師のナオキと意気投合しデートを重ね、牢屋越しのキスも体験する。(第7話) | ・亡くなった妻・純子の父が 1986年から タイムスリップして来る。 ・29年前に仕立てた 背広を手渡し、着てもらう。  | 33歳 ・EBSテレビに仕事復帰 ・タイムスリップして来た 祖父の小川市郎と出会う。 |
画像出典：TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」公式X(旧ツイッター)とドラマ第4話・第5話より
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犬島ゆずるは亡くなった小川市郎の背広をなぜ仕立てたのか?【不適切にも第5話考察】についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
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犬島ゆずるは亡くなった小川市郎の背広をなぜ仕立てたのか?【不適切にも第5話考察】
小川市郎の誕生日は劇中で登場する免許証から判明していますが、純子については生まれ年は逆算して出せますが誕生日は不明。犬島ゆずるは年齢不詳、渚は劇中の情報から1991年生まれであることは判明しています。渚のEBSテレビ入社年は劇中に登場した画像から判明していますが、ニューヨークに転勤した時期は長男・正人の出産から逆算した推測になります。
上記の年表で違和感を感じる点は、主人公・小川市郎が1984年(昭和59年)の48歳の時に普通自動車免許と自動二輪免許を同時取得している点です。ずい分、免許取るの遅かったんだなと。。。あと、阪神大震災前日に撮影した市郎・純子・渚の3ショット写真の市郎が59歳にもかかわらず見た目がかなり若い点が気になりましたね。
画像出典：TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある」第5話より
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まとめ
ドラマ「不適切にもほどがある」のストーリーが、主人公・小川市郎の時空を超えた家族の物語に変化してきたことから、小川市郎と純子の人生を大きく変えた阪神淡路大震災なども踏まえた、主要登場人物たちの人生の年表を作成しました。
ドラマ「不適切にもほどがある」は恐らく10話完結の構成になっていると思われますので、あと5話分あるという事になります。自分と娘の純子の運命を知ってしまった市郎が今後、どう行動するのかがドラマの見どころになっていくものと思われます。
バス型タイムマシンを活用して1995年にタイムスリップして何かしらの行動を起こして未来を変えようとするのかもしれません。でも未来の書き換えはタイムパラドックスとなって例のビリビリによって阻止されてしまうはず。。。
脚本家・宮藤官九郎さんがこのドラマをどういう風に仕立てられたのか、興味津々です!
ドラマ「不適切にもほどがある」第6話予告編
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