【伊東警察署】刑事告発受理なら、田久保市長に逮捕の可能性?

静岡県伊東市の田久保真紀市長が伊東市民から「公職選挙法違反」で刑事告発されていた問題で、7月28日、伊東警察署がその刑事告発を受理したことを「静岡朝日テレビ」が報じました。いよいよ警察が本事案に関して捜査を開始するとなると、田久保伊東市長の逮捕・身柄拘束が近々行われる可能性が高くなります。本記事では、なぜ田久保伊東市長に逮捕の可能性があるのか? 詳しく解説します。

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【伊東警察署】刑事告発受理なら、田久保市長に逮捕の可能性?

7月7日に伊東市民が田久保伊東市長を公職選挙法違反の疑いで刑事告発していましたが、3週間後の7月28日に伊東警察署がその刑事告発を正式に受理しました! 警察が刑事告発を直ちに受理しないケースは珍しくありませんが、今回のケースでは、田久保伊東市長が証拠となり得る「卒業証書」を近いうちに静岡地方検察庁に提出する意向があるとされていた事から、伊東警察署もその「卒業証書」の提出を待って、刑事告発を受理するつもりだったと考えられます。

しかし、百条委員会から「卒業証書」を提出するように要請を受けていた田久保伊東市長は、7月18日に「自分はすでに刑事告発されていて『卒業証書』は自分の不利な証拠になり得る」という理由から百条委員会にも、静岡地方検察庁にも提出しないと発表。さらに「卒業証書」は代理人弁護士に預け「押収拒絶権」をもって管理していると明言しました。

そして、7月25日に開かれる百条委員会に田久保伊東市長は出頭の要請を受けていましたがこれについても正当な理由なく出頭拒否をした事で、

伊東警察署は
本事案の取り調べを百条委員会に任せておけない、
と判断した可能性があります。

それにより、田久保伊東市長が百条委員会出頭拒否した週が明けた7月28日午前に、正式に田久保伊東市長に対する刑事告発を受理したと推測します。

田久保伊東市長に対する捜査が
開始されるとなれば、
田久保伊東市長の逮捕、
身柄拘束の可能性は十分あり得る
と考えます。
なぜなら、田久保伊東市長は
「卒業証書」を「押収拒絶権」を使って
すでに事実上証拠隠滅しており、
他の証拠も隠滅する可能性があるためです。

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伊東市民による刑事告訴は田久保伊東市長の「公職選挙法違反」の疑いのみについてのものですが、すでに「私文書偽造と同行使罪」、「虚偽公文書作成罪」の疑いについても明らかになっていますから当然その件についても捜査が及ぶことは間違いありません。

これらの疑いに共通する重要な証拠となるものが「卒業証書」でした。田久保伊東市長が当初述べていたように静岡地方検察庁に提出していれば、「逮捕・身柄拘束」までする必要性はなかったと思われます。しかし、「卒業証書」を代理人弁護士の「押収拒絶権」を使って守らせたことから、その他の証拠も隠滅される恐れがあるため、逮捕・身柄拘束する必要性が高くなっていると考えられるんですよ。

最重要証拠品の「卒業証書」がもう事実上封印されてしまいましたから、伊東警察署は、現物意外の証拠を集める必要があります。これまでの本事案の経緯から、田久保伊東市長が「偽造卒業証書」を入手した時期は伊東市長選挙が行われた2025年5月25日以降ではないか?と本ブログの別記事で推測しました。

田久保伊東市長が「偽造卒業証書」を入手した時期を推測

「偽造卒業証書」入手がこの2カ月以内という事であれば、入手するための痕跡が田久保伊東市長のパソコンやスマートフォン、クレジットカード利用履歴、銀行口座、などに残っている可能性が高いです。偽造卒業証書の作成依頼できるサイトの検索の痕跡や偽造違法業者のサイトの閲覧の痕跡、偽造違法業者とのメールや金銭のやり取りの痕跡などです。これらの痕跡を辿り、警察は偽造に関わった業者を摘発するかもしれません。そこから、「偽造卒業証書」の証拠が出るかもしれません。これらの証拠は田久保伊東市長によって隠滅される恐れが高いですから、伊東警察署は田久保伊東市長を逮捕・身柄拘束する可能性があると言えます。

7月28日、田久保伊東市長に対する刑事告発が受理された同日、田久保伊東市長は伊東市の定例記者会見に出席し、メディアから質問を受けていました。